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「ニュー・メタフィジックス」(new Meta-Physics)

第6章 地球外意識   (Extraterstrial Conciousness)


                                   第2節



様々な交流や機会を通じて、情報の多くは、口伝えによって、多くの人々へ伝わっています。
これらの情報に加え、皆さん流の言い方をすれば「内部情報を漏らす」ような形で、私達が
少数の特定の人と分かち合うことを許された情報もあります。

時々、時間と場所、タイミングやエネルギー、そして皆さんの意識状態がそれを許す時、
少数の人と、顔と顔を突き合わせた交流も行われています。いつも言っているように、これは、
懲りような体験をしたくないと思っている皆さんの文明の、自由意志の部分に干渉しないで済む形で行われます。

こうして、徐々に、交流が可能な現実を私達と共に創り出してくれる人々は、この知識を地球上で
分かちあい広めることができます。それにより、もしこのような形での接触を望むのであれば
それも可能だ、ということを、他のより多くの人にも受け入れてもらうことができます。

他の文明の存在が皆さんの文明と直接接触するもうひとつの方法があります。それは皆さんの
現実の中に、皆さんの磁気場と思考場の中に直接に接触することにより、皆さんの変革に直接参加する
方法です。そして、自分がどこから来ているかも認識・統合することによって、情報の三角形を
形作る三番目の要素となります。これにより、私達の交流や他の文明と皆さんの文明を、肉体次元で
可能にするサポートができます。

ある星の様々な考え方を学んだり、吸収したいと望む時、多くの惑星でこの三構造の方式がよく使われます。

皆さんがチャネリングと呼んでいる情報伝達の方法は、普通、この三番目の要素から出てくるものだと言えます。
つまりチャネラーとは、自分と他の存在とのつながりを知っていて、その上で同意した情報を
チャネリングと言う形で自分に通すことを許している人々です。チャネリングと言う形をとることによって、
自分の文明と他の文明との間に、このような現実を創り出したいと望む人達、そして、このような形での
情報伝達を望まない人達の両方の意向に沿った奉仕ができるのです。

この三重構造の方式による情報伝達を使えば、これらの情報を知りたいの望んでいる人々には
知らせることができ、そしてこれらの情報を知れたくないと望んでいる人々には、その存在すら
知らないで済みます。現時点において、地球上ではまったく二つの現実画存在しています。
見方によっては、この本の情報はまつたく裏社会の産物であるかとさえ見えるでしょう。
その二つの現実とは、

*いわゆる、「平均的」な人達には通常知られないような情報をそのままにしている現実。

*もう一つは、「平均的な人々」に、彼ら自身が自分に何を望むか、望まないかを選択させる現実。

これらのチャネリング等による情報は(地球外意識の文明が存在すると言うことも含めて)、
知りたいと望まない人々には知られることはないでしょう。人々は、自らが情報を望んでいることに
気がつくことを選択するまで、単にこれらの情報から自分自身を分離しているだけのです。
遅かれ早かれ、これらの情報を望む人がみなさんの地球上では大多数を占めるようになるでしょう。

その時、その人が望むならば、このような情報を引き付けます。それを望まない人は、何らかの方法で
皆さんの社会から去っていくことになるでしょう。

*自然の死を通して、肉体に単に終止符を打ち、そして自分の文明がすべてのの文明の一 員と言う意識を
 もたない惑星上に転生するか、

*または、今と同じような自分が平行して存在している別の地球に出現する方法を取るかです。
ここでも同様に、全体の文明の一員であるという意識がない世界を選びます。

どちらにしても、他の文明と交流しようと言う考えは、みなさんがこれから移行していこうとしている
第4密度への変革のひとつの産物です。そして、皆さんの年で言えば、1987年から1994年の間は、
みなさんの政府やメディアに対して、みなさんが直接コミュニケーションを行うのに最適な時期となります。
この情報が存在するか否かと言うことについて話すのではなく、どのような方法で公開すれば一番
良いかと言うことについて話すのです。

この情報は確かに存在します。皆さんはそれに気づいています。皆さんの政府も気づいています。
皆さんのメディアも気づいています。

皆さんや他の人々がすでにそれに気づいていると認めてもいい、ということを許してあげてください。
そして、誰の力も奪うことなく、そして「他人の力で押さえつけておく必要があるのではないか」という
誤った力(もちろんこれは真の力ではなく、自ら創造した無力さを、感じることを自分自身に
許すひとつの方法に過ぎないのですが)を取り除く手助けとなるひとつの理解を、
共に創造していくことができます。

一般の人々にも、皆さんと他の文明との交流のすべてが分かちあいであり、融合であることに気づく
よい機会を与えてあげてください。それが、すべての文明のすべての存在が、自己の力、
そして自己の力に裏づけされた気づき、そして更に自分が見認め、様々なことに参加する選択の
自由を自分自身に与えることにつながります。
これは大いなる全ての、単にもう一つの表現の方法であり、意識の融合とすべての存在が内にもつ、
多次元宇宙を探求するひとつの方法に他ならないのです。

この探求を進めていく上で、最初はたくさんの皆さんに似た人類型生命体に遭遇するでしょう。
ある者はほとんどみなさんと変わらない外観を持っています。また、何とか、人類型と認識できる
生命体もいます。もっと変わっていて、皆さんが数えるほどの共通点しか見出せない種族にも出会うでしょう。
皆さんが、頭、手、腕、足、直立の肉体、歩行、そして目と呼んでいるものは、第3密度に住む
90%ぐらいの存在に当てはまります。

*すでに皆さんとコンタクトしている文明

*皆さんが外に意識を広げて行き、すでに私達が交流しているすべての文明の連合に加わった時、
皆さんがここに交流し始める文明。

*そして、その他の様々な異なる意識次元の密度を持つ文明など。

これらの文明は多種多様に異なっていてバラエティに富んでいます。古き良き時代から新しき時代に
突入する、皆さん自身も他の文明に対して「UFO」となります。そして、彼らが分かち合いと
望んでいるものを尊重しながら、交流し分かち合えるようになります。こでもう一度言いたいのは、
多次元宇宙(訳注:バシャールはこれをユニバース(宇宙)に対してマルチバースと呼んでいる)は、
巨大であり、無限で多様であり、そしてそれ自身のどの部分ともコミュニケーションが可能だということです。
時間と空間は、意識、霊性、感情、そして肉体のどの部分においても障壁とはなり得ません。
これを皆さんは次第に学ぶでしょう。

地球の科学者は、この種のコミュニケーションを妨げる障壁として見ていた時間と空間に対する
すべての概念が、幻想であることに気づくでしょう。これらは、ただ単に、本来の皆さんの姿である
大いなる全てからの皆さん自身の分離という、習慣になってしまった儀式を基本にしたひとつの見方に過ぎません。

皆さんが意識を融合することによって、全ての文明と宇宙が、今ここに、同じ空間に、基本的に同じ場所に
存在するということを理解するでしょう。見る角度が異なるだけなのです。どの面を通して
見るかという選択の違いだけです。この理解の欠如が、分離し、広大な空間に広がっているというう
幻想を創り出しているのです。

だからと言って、今までの考え方が道具として役に立たず、皆さんが創り上げた様々な概念
(物理次元宇宙の概念)が、たいしたことを教えてくれないわけではありません。ただ、それらは、
皆さんの内にすでに存在するすべてを表現するシンボルの内の、たたったひとつに過ぎないことに気づいてほしいのです。

こんな言い方もできるでしょう。皆さんが自分自身に、真の宇宙旅行を許した時、時間と空間を
旅行することが、実は自分の内面の旅、自分意識の中の旅だと言うことに気づきます。そして、
すべての文明に出会うことが常に可能なのは皆さんの意識の中においてのみなのです。

皆さんが自分自身に、個人から家族、そして種族、村、町、県、国、世界、そして太陽系、
恒星間、銀河系、全宇宙、そして多次元世界、そこから更に存在そのものへと移動していく機械を与えた時でさえ、
今まで何回も述べたように、本来の皆さんである大いなる全ての
無限の多様性の中で、統一性のあらゆる側面を表現することを許す皆さんの「個性」は維持されます。

次の章では、私達が「鋳型(テンプレート)の気づき」と呼んでいるものの中で、存在の概念を
統一していきます。この時点においての「鋳型(テンプレート)の気づき」は、物理次元の
宇宙と皆さんの意識のつながりを理解する基本となります。

地球意識とか地球外意識などと区別せずに、単に、それぞれの文明は、大いなる全てがそれぞれ
自身を表現する、多面的な表現の一つだという見方をしてほしいのです。

人はすべて、同じオーバー・ソウルの意識の異なる側面であるという気づきと、そして、
外に見ている全ての時間と空間が自分自身の内に含まれているという気づきをひとつにすると、
地球外意識からコミュニケーションや皆さんにコンタクトしているすへての意識と同化することができます。

今世紀の終わりまでには、私達は皆さんの惑星ともっと物理次元で交流しているでしょう。
皆さんがいま創造している道を引き続き歩んでいくならば、それを見ることができるでしょう。
現在はサイエンス・フィクションとしか感じられないかもしれません。しかし、これから30年から
40年間の変革の中で、そのレベルの交流はとても当たり前のものとなります。

皆さんが、以前はサイエンス・フィクションと考えていたものの多くは、今では常識となっている
ことに気づいてください。だからと言って、ワクワクする気持ちが失われるわけではありません。
様々な文明と交流することは非常に自然なことです。そして、それが皆さんにとっても自然なものになる、
言っているだけです。その頃になれば、どうしてこんな当たり前のことが不可能と考えたのか、
想像もできなくなるでしょう。現在、皆さんの文明に存在する多くのものは、皆さんの子供達にとっては
とっても当たり前なのです。彼らにとっては、それが存在死なない世界のほうがはるかに想像しにくいのです。

この節の分かち合いに対して、皆さんに感謝したいと思います。そして、皆さんがコンタクトしている
私達や他の全ての文明は、この分かち合いを共に永遠に続けていくでしょう。

[チャンドリー博士]

−−−−ある地球外意識からの情報によると、私達はまだひとつの世界として他の惑星と貿易したり、
あるいはコミュニケーションをしたりする準備ができていないと言われていますが、
バシャール達はこれについてどう思いますか?

[宇宙連合]

−−−−地球の大部分の人は、皆さんが宇宙人と呼んでいる存在達と出会うことを本当に望んでいません。
そういう意味では、正しい見方だといえます。もし、そうでないとしたら、皆さんはすでにその新しい
現実の波動で振動し、私達や他の文明の存在が、何の問題もなしに、混乱も引き起こさずに、
皆さんの惑星状に現れているでしょう。

皆さんが自分自身を、私達や他の文明と対等だと考えることが出来る時(現在の皆さんは、
私達のほうがより偉大なもの、もしくは皆さん以上の存在だと見ていますね)、その時、
皆さんは対等な 分かち合い機会を創り出します。自分自身の中で完全に統合された存在は、
その統合を反映するような波動の「場」を周囲に創り出します。

自分を統合することを許していない人が、すでに統合された場を持つ存在と接触した時、
その人の波動がより「加速された波動」に引き上げられます。そして、(もっと良い言い方があればいいのですが)
自分自身の場の中で統合することを選択していない性格の部分に、強制的に直面させられます。
これが怖れやサイキックなレベルでのショックを生じ、結果として、皆さんの社会に混乱をもたらすでしょう。
直面するという意志をもたないまに、それらの部分に強制的に直面させられる時、
その人の精神面に対して破壊的な行為となります。

ですから、私達は、皆さんが意識のすべての部分を等しく融合し、自分自身を他の文明と対等な
存在として見られるようになるまで、そして皆さんの社会と他の社会との融合を簡単かつ安全に
受け入れるようになるまで、待っています。

[チャンドリー博士]

−−−−ジェスチャーとかシンボルは普遍的なものだと思うのですが、何か地球外意識とコミュニケーションする
際に役に立つジェスチャー、またはシンボルの中で私達が学べるもはありますか?

[宇宙連合]

−−−−統合はそれ自体、皆さんに他の存在と感情的なつながりを創る働きがあります。
ですから、そういう意味でジェスチャーは必要ではありません。単に、お互いを「知っている」
状態になるわけでから。わかりますか?

[チャンドリー博士]

−−−−はい。すると、視覚的なジェスチャーというよりは、それはテレパシー的なものになるのですか?

[宇宙連合]

−−−−そんな感じになります。しかし、皆さんがテレパシーと呼んでいるものも、ある程度
分離を元にした考えだといえます。しかし、ここで単に、直接的な統合についての話をしています。
テレパシーというのはひとつの感情的なつながりです。統合というのは、つながりを創る必要すら
除いてしまう概念なのです。それは単にすべてがひとつであることです。それにより、
コミュニケーションをしたいと望むものが自動的に「知っている状態」になります。

[チャンドリー博士]

−−−−アメリカインディアンと地球外意識が似ているというのは本当ですか?

[宇宙連合」

−−−−似ているところがあります。皆さんのアメリカインディアンの文化は、非物理的な夢の現実が
この物理的現実と同じくらい本物で、そして、人がこれら両方の世界に住んでいることを理解していたことです。
そして、現在でもある程度の理解は残っています。これが地球外意識の多くの社会が自らに許している
のと同種類の統合の産物と言えます。

これが、皆さんの西洋文明が他の惑星の存在にまったく気がついていなかった時代に、アメリカインディアンが
多くの地球外文明とより心を開いて意識的にコンタクトしていた理由です。
アメリカインディアンは、次元の壁を通り抜け、そして単に(事故の統合という感覚で)これらの
異なるレベルに住んでいる他の意識達とコンタクトすることができました。彼らにとっては
至極当たり前のことでした。とても普通で、自然で日常のことでした。

[チャンドリー博士]

−−−−現在のアメリカインディアンの文化についても同じことが言えますか?
それとも、彼らはそれができないほど西洋化されてしまったのでしょうか?

[宇宙連合]

−−−−基本的には、今でも同じことが言いえます。西洋化の波によって、彼らがそれら以外のものに
適応していったというよりは、もちろんそれも起きましたが、彼らが適用できないものに囲まれてしまった
といったほうが適切でしょう。これにより、彼ら自身の内なるコミュニケーションが遮断され、
逆に、次元の扉を抜けていく能力を断ち切られてしまったのでした。一部の人は、未だにこの気づきを保っていますが・・・・。

[チャンドリー博士]

−−−−一部の人は、未だに第3密度と第4密度にまたがった、統合された生き方をしているということですね?

[宇宙連合」

−−−−そうです。そして、現在、西洋文化とアメリカンインディアンの文化の融合が起きているゆえに、
皆さんの一部の人々もアメリカンインディアンの文化との接触を通して、このような考え方を学んでいます。

[チャンドリー博士]

−−−−現在、他の惑星の存在達が地球の電磁気場の中までやって来ていて、現在の地球において
支配的な否定的エネルギーを、ある程度中和しようとしているということが頻繁に聞かれるのですが、
これについてコメントしてもらえますか?

「宇宙連合」

−−−−それは、ある程度正しいと思います。今のあなたの言葉と論理から、皆さんの「創造に対して
自分の責任を肩代わりしてくれる誰かがいる」という考え方、そして、「その誰かをいわゆる
救世主としてみてしまう」部分を除けば、正しいと言えます。すると、私達が皆さんと対等の立場で
バランスの取れた電磁気場を共同創造しているという理解だけが残ります。この共同創造に関しては、
より多くの気づきをもっている私達の方が、積極的に行動を起こしているように見えるかもしれません。
しかし、皆さんが自分の意識について、より目覚めると、本当に非常に積極的に、私達と対等に
参加していたことに気づくでしょう。

「ちよゃんドリー博士]

−−−−私達は昔、アトランティスと思われる文明が、反重力機器を使って惑星を汚染することなく
建物を建てたり、または、自由に旅行をしていたことを知っていますが、この方法について説明してもらえますか?
そして、地球は近い将来、このようなものを開発できる可能性を持っているのでしょうか?

[宇宙連合]

−−−−はい、可能性はあります。もうすでに皆さんは、その内のいくつかを再現しています。
しかし、皆さん政治的機構と共に創り出した状況によって、この情報の多くは隠されたままです。

この手段としては、光を加速して、地球の場とある特定の高周波で共振するような振動周波数に
押し上げる(ステップアップする)光の操作を必要とします。これにより、重力テンソウル場の
打消しが起こります。

皆さんがアトランティスと呼ぶ文明に存在していたのは、様々な波動に同調したり、音を使ったり、
または何らかのパターンをもたせた水晶や光や金属を通して、物を創り出す性質の科学でした。
彼らは、物理的現象に存在するすべてのものは(皆さんが重力場と呼んでいるものも含めて)、
意識が波動のメカニズムを通してひとつの物理的な媒体の中で表現した結果だということを、
理解していました。ですから、皆さんの科学は、回転する質量体として創られた結晶構造物や
導体を通過する光や電磁気の波動を研究する方向に進んでいくでしょう。

これにより、皆さんが普段、反重力と呼んでいるものを作り出す重力ダイナミックソウル場を
調節する可能性を皆さんに気づかせてくれけるでしょう。

[チャンドリー博士]

−−−−その技術は、すでに地球外意識によって使われているのですか?

[宇宙連合]

−−−−はい、そうです。でも、文明によって応用の方法は様々です。あるものは、他のものより
洗礼されています。すべての文明は、これらを自らの体験から学びました。皆さんが知っている、
もしくはこれから発見する一つの基本的な考え方からスタートしたのです。そして、ちょうど皆さんが、
水、陸、、そして空中旅行する色々な方法を考え出したように彼らは様々な方法によって、
自分達にこの概念を実現することを許したのです。基本的な原理は同じなのですが、それぞれの
旅行手段に関しては、非常に多くの方法論が考えられます。

[チャンドリー博士]

ーーーー地球のこの変革期の中で、大変重力の過渡期を迎えたときに、地球外からの宇宙船の
助けによって、地球から撤退があるという情報が数多くあります。そして、この時期に生き残るものは、
すべてのレベルにおいて膨大な知識を会得し、地球の再建の手助けをすると言われていますが?

[宇宙連合]

ーーーーここで再度理解してほしいのは、これらの精神感応や予言の多くは、往々にして、
皆さんもその予言という概念の中の不可欠な要素だと言う認識がないがままにされていることです。
誰も皆さんを救いには来ません。なぜなら、皆さんは救いが必要ないからです。皆さんが神なのです。
大いなる全てなのです。

このシフトから変革と言う概念は、単に皆さんが(私達と共に)、まず自分自信を第4密度に
変化させることによって、交流を始める能力を創り出すことです。これにより、皆さんは、
まったく別の世界そのものになります。地球を再建したいというひとつの見方を象徴的にもっている
かも知れません。しかし、もしここで実際に惨事が起きたとしても、現在の皆さんに対する
理解をもってすれば、予言が最初になされた時に考えられた惨事とは、まつたく程度が異なります。

覚えておいてください。予言は、実際の未来ではありません。予言は、現在(予言がなされた時点)の
状況において、何に一番エネルギーが向いているかを感じ取っているだけです。ですから、
意識が変われば、予言も変わります。これらの予言に関して、基本的に正しいことはと言えば、
変革がやってくる、すなわち変化があるということです。

古代の皆さんの予言は、それ自身、分離を通しての変革という概念でしか理解できませんでした。
そのために通常、地球スケールでの怖ろしい予言となりました。もし現在のような変革がその時代に
起きていたとしたら、皆さんは火の試練を体験しなければならなかったでしょう。しかし、今、
この変革の中で皆さんが自分自身を統合させようとしています。そして、皆さんは、どのような
現実でも自分自身に創ることができる、という簡単なことを知るために、火の試練を通り抜ける
必要はないことが分かるでしょう。

どうしようもなくドロドロとした状況から救われたのではなく、皆さんの変革は、もっと光と喜びに満ちた、
高揚したものとなり得るのです。自分自身を高揚させ、レベルアップさせてください。
その高揚した次元で皆さんとお会いしましょう。 

[チャンドリー博士]

ーーーーそれでは、14万4千人の人々とが宇宙に連れて行かれるというのも、過去の予言から
ひとつのシンボルに過ぎないのですか?

[宇宙連合]

ーーーーはい、そうです。その時代においてさえも、その数字は文字通りというよりは、象徴的なものでした。

[チャンドリー博士]

ーーーーそれでは、1987年6月が収穫の時だという考え方も(この時に、それが起きるはずだったのですが)、
単なる象徴だったということですか?

[宇宙連合]

ーーーー皆さんの惑星には、皆さんが収穫と呼ぶたくさんの概念があります。

もし、皆さんが、それを全ての変化という意味で解釈したら、皆さんがいま収穫として見るものは、
タダ単にこの惑星全体の表面を伝わるひとつの波だということになります。それれは、対等な波動の
収穫なのです。ひとつの波動が惑星全体に広がり、それに似た波動をももつ人すべてが共に動き出します。
そして、異なる波動をもつ人は、それぞれに字部が共鳴している現実に残ります。こうして皆さんは、
自分自身の複数の平行している宇宙を創り出します。そして、同じ波動をもたない人々は、見えなくなります。

*一部の人々は自分自身と同じは同をもつ次元へと移っていきます。

*また、ある人は、他の波動レベルへと移行します。

*それ以外の人々は色々な方法で、お互いの現実から去っていきます。
  ・ある人は単に消えます(すでにこれも起きています)
  ・ある人は、皆さんの新しい現実に転生せずに、その人が今去ったばかりの波動に
   転生することが皆さんにわかるような方法で、肉体的な死を体験します。

このようにして、短期間に、皆さんが選択した現実と対等な波動で移動する存在だけが、
転生してくる現実が訪れる機会がやってきます。

[チャンドリー博士]

ーーーーどうもありがとう。

[宇宙連合]

ーーーー私達もあなたに感謝します。
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