「ニュー・メタフィジックス」(new Meta-Physics)
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第5章 輪廻転生 [過去、現在、そして未来
(Reincarnation[Past、Present、&Future])
第2節
皆さんの社会は、その宗教の歴史の中で、輪廻転生に関しての数々の異なった考え方にであったり、
または新しく創り出したりしてきました。輪廻転生が存在するのは、輪廻転生を信じているからではなく、
輪廻転生とは何であるかという観念であるという違いに気づいてください。
なぜなら、物理次元の性格の観念構造に関係なく、輪廻転生は存在するからです。多くの宗教は、
皆さんがある時は人間、ある時は動物、ある時は植物、そして時には石にも転生する可能性がある
という見方をしています。しかし、これは皆さんが思っているような形ちで起きるのではありません。
進化という言葉を広い意味で解釈すれば、一つの密度ら別の密度へ、一つの考え方から別の考え方へ、
そして意識の一つの概念(例えば、動物、植物、または鉱物)から他の意識の概念へと移行することができる、
そして実際に移行するタイプの進化も存在します。進化という立場から見た時、意識の種類に
順序または階級も存在します。意識は本質的には均一であるがゆえに、実際どのようなものにでもなれるのです。
ここで理解してほしいのは、輪廻転生のサイクルは、ひとつの時間の産物だということです。
すべては同時に起きています。皆さんが今「自分」だと認識している「自分」は、いつの時代にも
皆さん自身なのです。なぜならば、そこには、今以外に存在しないからです。人間は人間で、
そして常に人間でした。そして、どこまで行っても人間なのです。動物は常に動物です。
猫は常に猫で、犬は常に犬です。植物は常に植物です。鉱物は常に鉱物です。そして、同じ種族のまま
何回も何回も再生します。皆さんの科学も同様なことを言っています。すなわち、元素の変成は、
それ自身の原子構造の範躊(はんちゅう)で行われているということです。
ある種類の意識から他の種類への転移、例えば、動物から人間などの異なる種類への転移も存在しますが、
これは皆さんが言う輪廻転生とはまったく異なります。輪廻転生を体験することは、目的に応じて
それぞれ区別されたサイクルから成り立っています。そして、オーバーソウルがこれらの特定なサイクルを
探求するために、様々な異なった性格を創り出すわけです。ですから、輪廻転生のサイクルの
どれひとつを取り上げても、そこで選ばれる性格はすべて同じ性質から成るものです。
またそうでなければ意味がなくなってしまいます。
皆さんは複数の意識にわたる体験の集大成だと言えます。しかし、ここで皆さんの社会においては、
進化にらついてすべてを理解していないことを指摘させてください。そして、わし達がひとつの種類の
意識から他の種類の意識への転移について話をする時、これは厳密な意味での進化ではないのです。
なぜなら、カルマ的存在という意味では、地球上には二種類の種族しか存在していないからです。
皆さんが人類と呼ぶものと鯨類と呼ぶもの、すなわち、人類とイルカやクジラの二種類なのです。
この二つは、いわゆる目的を持って輪廻転生をする種族です。それ以外(皆さんが、動物、植物、
そして鉱物の意識と呼ぶもの)の輪廻転生とは、カルマ的な目的もしくはカルマ的な分析を与えられていません。
単にひとつの全知の意識から行動しているだけで、皆さんの惑星上のイルカやクジラ、そして人類という
カルマ的輪廻転生のサイクルをもつものに対して奉仕し、それらを反映する鏡として、または
案内するガイドとして転生を繰り返しているだけなのです。
例えば、ある人生で猫を飼っていたとすると、多くの場合、他の人生でも同じ猫のエネルギーを持った
ペットを飼ったりします。なぜなら、輪廻転生の立場からすると、そのペットがついて行こうと
決めたエネルギーをもった最初の人間、すなわち、カルマ的なエネルギーについてまわるからです。
そして、さまざまな目的を達成するための助けとなり、鏡となりガイドとなり、目的の一部でもある
その元々の考え方を分かち合い続けるのです。
だからといって、それ自身が独立した意識を持っていないということではありません。
ただ、それらの意識は、思考や欲求または自我意識の産物というよりは、どちらかというと
全知の部分の産物であると言えます。動物も自らを独立した存在としてみる能力をもっていますが、
ほとんどの場合は、人間との関わり合いにおいてこれをします。そして動物は、皆さんが個性をもった
個人として創り出す様々な性格を反映してくれます。ですから、動物のペットとその飼い主であると
主張する人間との間に、多くの類似性を見ることができるわけです。
動物の意識は輪廻転生の体験の中で、自分自身を、あまり個人としては意識せずに、周りの人達と
関わり合いの中で認識します。全知の意識の中から自分自身を相互作用の連続、もしくはひとつの「関係」
という形で捉えているのです。
これは皆さんが人間としても体験し始めたことです。皆さんの意識のすべてのレベルにおいて、
分離の必要性を取り除いた時、皆さんは自分自身を皆さんが創造している相互関係、
そして相互作用の連続として見ることができ始めます。こうして、均一の存在となることができるのです。
そして、均一の行動を起こすことができます。私たちが以前に述べたように、皆さんが自分自身の
個性を維持する間は、個性をより強化することによって、ひとつの集合意識として皆さんの文明の
均一化を達成することができるのです。
すべての考え方の均一化は、通常、皆さんの社会゛信じていることとは逆に実際には皆さんを
個人としてより強いものにします。均一化は、皆さんの個性をなくしてしまったり、薄めてしまったり
するものではありません。判意により強固なものにします。皆さんは自分の主体性を維持し、
すでに慣れ親しんでいる主体性の表現方法を通じてより大きな自分となって行きます。
皆さんがすでに慣れ親しんでいる自分という個性の上に、すべてのものが加えられ、積み上げられていくのです。
元になる個性を失うことはありません。
皆さんは個性を維持しながら、同時に自分自身の知恵の部分から相互作用や関わり合いの連続として
機能することができます。そして、イマジネーションを使うことによって、皆さんが望む時に、
この考え方を皆さんが生きてきたすべての人生と同調するために応用することも可能です。
すべての転生は、単に、自分自身を異なる角度から見ているだけなのです。
時間と空間と体験そして皆さんが二局制と呼ぶ表現方法により決定される物理的現実の中での、
ひとつの概念としての自分を、すべての関わり合いの中での相互関係として捉えることができるのです。
過去と未来は現在から創り出していて、皆さんの存在は現在にしかいないということから、
過去世や未来世が現在の皆さんの行いをコントロールするという考え方は成り立たないということに
気づいてください。現在、皆さんが探求しているものを、シンボルなどを通して過去世または未来世から
感じ取ったりすることができます。だからといって、皆さんは自分の過去に対して奴隷になっている
わけではないのです。カルマが自分自身に対するひとつの審判であると仮定しているがために、
過去の行為の奴隷となっていると自分で思い込んでいるだけなのです。
皆さんはただ単にバランスを取り、つながりを創っているだけだということを、そして、「現在」から
これらのつながりを創造しているのだということを理解してください。皆さんが性格のある部分を統合したいと
思いちゅ工面することを決めた時、似たようなことを実現化したいくつかの過去世に常につながっています。
そうすることによって、皆さんが現在探しているものをすべて体験したこのある「完全な自分の部分」を
「今」に感じることができるのです。
しかし、皆さんは普段、これを連続的な時間の流れの中で分離し、制限された観点から見ています。
ですから、過去世が現世をコントロールしているかのように仮定してしまいがちです。
そして、あたかも現在自分に起きていることが、過去に起きたことの直接的な結果だと思い込んでしまいます。
しかし、同時に起きているという見方の中では、原因と結果も同時に起きているのです。
皆さんは、現世というひとつの出来事なのです。似たような体験を含む過去世と現在の体験の二つも
同じひとつの出来事だといえます。多面性とである皆さんが、異なる方法を通して、同時に
体験しているだけなのです。もし、これが理解できれば、皆さん自身を積み重ねの集大成として
捉えることができ始めるでしょう。すなわち、全体的なオーバーソウルとして、または全意識の
ひとつの表現としての自分を理解し始めるでしょう。
皆さんの手には指があります。指は一本一本分離していますが、同時に存在しています。そして、
すべての指が中心にある手につながっています。皆さんが何らかの概念輪探求する時、それぞれの指が
各々の性質により異なる体験をし、同時に手の部分はそれらすべてを体験していることになります。
皆さんのすべての人生は、ちょうどオーバーソウルについている指なのです。過去世の出来事に
皆さんの意識が同調する時、それは単に、現在において皆さんが同じ何かを探求しているからに
他なりません。オーバーソウルが定め、皆さんの物理次元の性格が探求し始めたことに関連する過去、
現在そして未来のすべての体験を、今に引き寄せているのです。
このように、皆さんは現在に住む多面的な存在であり、自分自身の宇宙、過去の次元、現在の次元、
未来の次元、そしてあらゆる物理的および非物理的現実の概念すべてを同時に満たしています。
そして、その多様性にも関わらず、皆さんはひとつの存在なのです。今この変遷と変革の時期に
自分を統合し、今の人生を集合的な自己として生きることを自分に許してあげてください。
そうすることにより、時間を越えたすべての人生を集合体とした自己を、体験し始めるでしょう。
自分を変える時、ただ単に現在の自分だけを変えているのではなく、過去と未来も同時に変えているのです。
これは、過去も現在もそして未来もひとつの出来事として認識している第四密度への道を、
加速することになります。これが単に同じ出来事というだけではなく、また皆さん自身から
何一つ分離されたものではなく、皆さん自身がまさにその出来事そのものなのです。
皆さんは、すべての人生の出来事なのです。そして、すべては「ここ」にあり「いま」にあります。
わたしたちが分かち合っている波動に応えて、皆さん自身が惹かれてくることを許した
その部分に感謝します。
[チャンドリー博士]
−−−−バシャールは、この変革の時代に、私達の未来世が私達を助けてくれると言いましたが、
これについてもう少し詳しく教えてください。
[宇宙連合」
−−−−未来世はすでに存在しているという考えと平行して、未来世という概念すら現在から
創り出している考えられます。これに基づいて未来世を定義付けると「現在の意識で自分が知らないと
思っているすべてをすでに知っている意識の一部」だということになります。
その部分は皆さんが行きたいところに辿り着くには何が必要かを知っていて(なぜなら、
未来世はすでにそれを体験した部分なのですから)、未来世自身の記憶を通して見ることによって、
相対的な過去世である現在の皆さんに、どの方向に向かっているかを知らせることができます。
未来世と同調することによって、未来世からのコミュニケーションは、皆さんがどのような道を歩めば
いいかということを非常に明確に知らせてくれます。未来世は、もうすでにそこに行ったことがあるのですから。
私の話についてきていますか?
[チャンドリー博士]
−−−−はい、どうもありがとう。もし私達すべてが、様々な性格構造を持って何度も何度も生まれ変わってたとした、
なぜ人類はもっと進歩していないのでしょうか?
[宇宙連合」
−−−−皆さんの人類はとても進歩しています。巣へ手の人生を遣って探求してきた中で、
必要なだけ進歩しています。別の言い方をすれば、最近の2万5千年の間に、皆さんは
「制限の探求」を選択しました。大いなる全てから自分自身を分離し、制限を探求する上で
当然出てくるひとつの概念は「あまり早く進歩しない」ということです。皆さんは、このような
制限や分離に関する探求においては、とても進歩しています。
ただ制限や分離の探求について言えば、現在の皆さんはすでに行き着くところまで行き着いたことに
気づいてください。そして、皆さんはこれから統合の探求という概念を創り出すところにきています。
これは時間がかかりません。なぜならば、統合を探求する時、その定義の中にすで加速された
プロセスということが含まれているからです。そして、皆さんが否定的なものを探求することにおいて
いかに優れた種族だとしても、否定的なものの中で進歩するよりは、肯定的なものの中で
進歩するほうがいかに速いかを、見ることができるでしょう。
[チャンドリー博士]
−−−−どうもありがとう。生まれ変わった時、もし、過去の体験を忘れて思い出せないとしたら、
生まれ変わるということ自体どんな価値があるのですか?
「宇宙連合」
−−−−忘れるということは、現在の性格構造が忘れているのに過ぎません。そして、現在の
性格構造はあなたのすべての部分、すなわち過去も現在、そして未来の全ての人生の結果として
あります。皆さんは過去、現在、そして未来に探求するすべての人生における、様々な概念のすべての
集合体なのです。ですから、基本的には忘れていることはありません。
今生の皆さんの行動は、今生においてた紛糾したいと望んでいる複数の目的の産物です。ただ、どのひとつの
人生を取り上げても、そこには他の全ての人生とつながりの結果として存在する、二次的な性格も
存在します。あるいみでは、これらを忘れることにより、その人生において特定の目的にフォーカスできるのです。
そして、皆さんはこれらの目的にフォーカスするために利用している、今生で持っている全ての才能は、
大きな意味で、皆さんが常にもっていた全ての才能の結果としてあるのです。それらのいくかは
非常に微妙なものかもしれませんが、やはり存在します。そして、皆さんはそれらの才能を、
どの人生においても必要な分だけ引き出すことができるのです。
この忘れたことにより他の観念を排除し、フォーカスしたい観点に、よりフォーカスできるわけです。
なぜなら、くれ返し言うように、これが分離の探求という概念だからです。そして、この定義付け通り、
人生と人生の合間に区切りをつけ、これにより分離と、そして分離を創造するという
概念を、より完全なものにするのです。
[チャンドリー博士]
−−−−私達が死後、霊界に行った時に体験することは、私達が霊界に投影する思考パターンによって
決まるということについて説明してもらえますか?
[宇宙連合]
−−−−皆さんが霊界に投影しているというよりは、皆さんが肉体を去る時にある波動が振動しているということです。
ある特定の概念、またはある特定の現実に相当するは堂と自分を同化させています。そして、
皆さんがこの物理的次元から非物理的次元へと移動して行く時、この同化した波動をある程度
維持することができます。
ですから、皆さんが体験すであろうと常に創造してていたものが現実となります。なぜならば、
皆さんは、思考の世界の中の、一つの思考の存在となるからです。皆さんが考えることすべて
(その思考の中で皆さんが思考の存在である間)は、皆さんにとって現実であり、また現実の体験となります。
ただ、この非物理的次元には、、非常に柔軟性があることを知ってください。
皆さんが、事故の観念の産物として体験する現実を創る時、その現実は創り出されるかもしれません。
しかし、その現実を皆さんがどれだけ受け入れるかにより、それが停止したり、変化したりします。
なぜなら、その現実は皆さん自身をどのように見ているかということに、瞬間的に反応しているだけなのです。
そして、皆さんが自分自身に対する考え方を変えるや否や、その非物理次元における現実が瞬時に変化します。
皆さんが肉体の死後にはこれしかないと思っていた現実が、実は柔軟性に富み、非常に漠然としていることに
気づくでしょう。そして、その現実を、皆さんの想像によってすぐに変えることができることを学ぶでしょう。
覚えておいてください。すべての現実は皆さんのイマジネーションの次元の産物なのです。
ただ、皆さんが肉体を持っていない時に、それがより明確に現れるだけなのです。
[チャンドリー博士]
−−−−「何かを越えるには、直面して通り抜けるしかない」というのは、どういう意味ですか?
[宇宙連合]
−−−−それは単に、皆さんが自分自身に対して創り出したものを生きる意志を持つということです。
拒否するのではなく、その体験を生きてみることです。拒否すると、常に自分自身を後ろに押しやってしまいます。
それを生きてみることによって、自分ために創り上げたすべてを吸収し、充分に体験することによって、
前進する勢いを創り出すことができます。そして、次のステップへと進めるわけです。
[チャンドリー博士]
−−−−すると、誰かが人生をまっとうせずに自殺した時、その人はそれを超えることができないのですね?
その人は再び戻ってこなければならないのですね?
[宇宙連合]
−−−−その人は自分で選択したものを体験しなかったということを理解し、そして、それを再び
体験することを選択します。ですから、そのひとが体験を拒否した事柄ととても似た状況の中に
転生します。こうして、次のレベルに進むためには、それを生きるしかないと気づく機会を自分自身に与えまする
[チャンドリー博士]
−−−−私たちのエネルギーを集中すれることによって、より速く振動し、そして大いなる全ての
より多くの部分を体得できるという見方ができると思うのですが、この加速を促すためには、
私たちのエネルギーをどのように集中すればいいのでしょうか?
[宇宙連合」
−−−−ただひとつの必要なものは、許可、すなわち、自分に「させてあげめ」ことです。
皆さんが自分自身に自分の人生をもっと生きさせてあげることによって、より多くのエネルギーが
そこに生まれてきます。なぜならば、人生をより多く生きさせてあげることらよっても自分をより
受け取ることができるからです。これが、皆さんの加速、そして皆さんの勢いを自動的に増すことになります。
[チャンドリー博士]
−−−−私達自身が、自分の人生の中で起きている出来事を創造うしているという考え方を受け入れ、
そして、それに基づいて行動するまで、この地球次元を去ることができないというのは本当ですか?
[宇宙連合]
−−−−その考え方にはいろいろな答え方ができますが、こんな風に簡単にいってもいいでしょう。
自殺を避けるという考え方と同様に、皆さんが特定の現実の中で自分自身に体験させることを選択したものを
完結するまでは、よそへ行くことを拒否するということです。
ですから、ある意味ではあなたの言う通りです。皆さんは自分で次のステップへ進んでいく能力に、
自分が気づくことを許すまでは、その先へは行かないと言ってもいいでしょう。しかし、この気づきが
いつと決まった時に起きるわけではありません。そして、いくの例外を除いては、過去の人生が
どのようなものであったかに関わらず、肉体を持たな次元においても、その気づきを自分のものとする
選択できないわけではありません。わかりますか?
[チャンドリー博士]
−−−−はい、どうもありがとう。私達の聖書は、輪廻転生についてはどのようなことを言っているのでしょうか?
[宇宙連合」
−−−−輪廻転生に関しては、 皆さんの聖書の中に二、三の記述が残されています。しかし、多くのものは、
輪廻転生という考えにあまり人気がなく、そして十分な信者を得られないと考えられた時代に、
取り除かれてしまいました。ですから、もうすでに物理的に文献として存在しないものもあります。
輪廻転生に関して言えば、大本の文献には存在していい皆さんの聖書の中に組み込まれてもよかったような
内容があるにも関わらず、最初から組み込まれなかったものもたくさんあります。事実聖書の中で
引用されているキリスト意識を含めた、多くの人々によって話された輪廻転生に関する情報の
大部分は、最初から含まれていませんでした。二、三の参考となるもの(そのうちのいくつかは、
すでに述べましたが)はあります。しかし、これらは曲解されたり、誤って解釈されたりして、
表現が変わっています。しかし、輪廻転生に関する記述には変わりがありません。
イエスは、洗礼ヨハネとして知られている存在がエリヤの生まれ変わりであるということを直接的に
述べています。キリストが生まれる前にエリヤの再来があるということが、皆さんの言葉で言えば
「予言」されていました。そして、人々はキリストの中に救世主を見出しました。しかし、エリアの再来が
どこにいるのかわかりませんでした。そこで、人々はイエスに「エリヤはどこにいるのですか?」
と聞きました。イエスは非常に簡単に、「それは洗礼のジョンの霊である」と言いました。
これは輪廻転生に関する直接的な引用です。もし、もっと探したければ、この他にも二、三の例があります。
[チャンドリー博士]
−−−−聖書の中に含まれるべきであった失われた文献がいくつかを私達が発見したとしたら、
その中に輪廻転生に関する多くの記述を見ることができるでしょうか?
[宇宙連合]
−−−−文献のいくつかは見つかるでしょう。ただ、そのことによって皆さんの聖書が劇的な
方法で書き換えられるというよりは、どちらかというと、他の形でその情報が出版されることになるでしょう。
皆さんの惑星上ではすでに何人かの人々が、聖書には書かれていない新たな情報を含めて、
聖書を書き換えることを考えています。この中には、輪廻転生について語る部分も含まれています。
[チャンドリー博士]
−−−−今日はどうもありがとう。
[宇宙連合]
−−−−ひとりひとりにすべての側面を統合することを許し、そして地球の全意識の中に、
何かしら違いを作っていこうと努力している皆さんに、愛と光を送ります。皆さん自身が変わると
地球が変わります。皆さんと共にこの変化を分かち合えることに、私たちは喜びを感じます。
皆さんひとりひとりがワクワクするエキサイティングな夢を生きますように。
おやすみなさい。
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