「ニュー・メタフィジックス」(new Meta-Physics)
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第4章 精神世界 (Meta−Physical Concepts)
第2節
それでは、現在皆さんが社会の中で創りつつある、第4密度の現実の観点から見た精神世界について
話してみましょう。
私たちがこれで話してきたことに加え、さまざまなシンボルが「性格」を通して物理時限にチャネリングされ
現実化する時に通過するいくつもの段階は、皆さんにとってより一層身近なもの感じられるようになるでしょう。
以前にも述べたように、ある意味では、人はすべてチャネリングをしています。こう考えることによって、
多いなる自己を感じたり、また、直接的にコミュニケーションする事が容易になります。
以前は自分自身のさまざまな才能を表現し象徴してくれるものとして外に見ていたものが、
実は自分自身であるということに人々は気づき始めるでしょう。だからと言って、
皆さんが一組のカードになっり、もしくはお茶のは占いのオチャッパに化けるわけではありません。
しかし、皆さんは、これらの元型のシンボルが象徴して見せてくれるものが、実は自分自身だということを
完全に理解し始めています。
これにより、シンボルを創り上げていた潜在意識と集合意識のエネルギーとがひとつになることができるのです。
別の言い方をすれば、皆さんがいかにしてそれらのシンボルを選択してきたかを性格に見ることが
できるということです。そのシンボルが何を反映しているか、何故アナタがそれらのシンボルを
選んだのかがわかります。また、これらを直接感じられるようになるにつれて、決まった道具を
用いる必要がなくなります。そして、単に「知っている状態」の中で同じことがいつもできるようにんります。
この「知っている状態」の中に常に存在する道理、「知っている状態」の延長であるさまざまな思考、
さまざまな感覚、そして(変革しつつある集合意識全体の中で分かち合われている)観念と常につながりながら
生活できるようになります。
こうして、精神世界が、ある意味では地球上での通常の物理学となりえる事が分かります。
すでに述べたように、地球の物理学者は、意識もひとつの要素となる事に気づき始めています。
そして、数式の中に意識の項を含めるようになるでしょう。もうすでに、ある程度このような
考えを始めてた人達もいます。そしても皆さんが現在理解している物理学と精神世界との平行線が
近づき、ひとつになるまで成長するでしょう。
これは、地球上の物理学者そして精神世界の探求者をある意味でぞっとさせるかもしれません。
しかし、それは両者がお互いに対してもっている判断によるものです。これらは、単に同じものを
両極の支店から見ているだけだということに気がついてください。物理学が精神世界になり、
精神世界が物理学となっていくだけなのです。
物理学者達は、この物質世界の中で(目に見えない)意識といううものが、いかに積極的に関与しているかを
自分自身に気づかせることになり、精神世界の実践者となっていきます。
精神世界の実践者達も、それまで単に物質性を超えた神聖なものだと、判断していたものが、
物質的なものとの歓喜に満ちた爆発の中に融合していくということに気づき、物質的な存在
そのものも霊的な存在であることを認識していくに従って、物理学者となって行きます。
物質的存在は非物質的存在いかのものではありません。そして、物事に理由づけをする「物理学」の
考え方も、皆さんの意識の理解をややもすると瞹味にしたり隠してしまったりする概念、
すなわち皆さんが「精神世界むのもう一つの呼び方としてよく使う「オカルト」と同じように
大切なのです。オカルトという言葉は、隠されているという意味なのです。
このように、両者が互いに体験の中にそれぞれを受け入れることによって、融合が始まっています。
両者とも体験そのものが重要な要素であるとに気がついてきています。物理学における証明の必要性も、
精神世界における神秘性の必要性やオカルト的なものも、お互いの相手に対する判断から創り出された
両極端な観点からの支店に過ぎないのです。
物理学も(日常、さまざまな体験をしている)体験的自己と調和しています。そして非物理的な
体験的自己と精神世界も、単に非物理的自己とだけでなく物理的な字世故とも調和しています。
これらの非物理的現実と物理的堅実の間には、実際には、皆さんが「これらは異なるものだ」と考えて
いる以外になんら違いはありません。
では最終的にはどうなるのかというと(もちろん、本当の意味での採取的というのではなく、
皆さんが慣れ親しんだ人生の流れの中で、このような二極性を基礎にした探求方法に限って
いえばの話ですが)、物理的にも精神世界においても、皆さんの世界の中に存在するすへては、
ただ単に概念や見方、すなわち、ひとつの観点に過ぎないという理解に到達するでしょう。
すでに私たちは、(物理学と精神世界の両方の観点から)「時間と空間」というものが意識の延長であり、
いくつかの観点の延長であり、大野場合、幻想であることを理解しています(幻想を使いたいと望む時、
それはその人にとっては現実になるのですが・・・・)。これより、すへてのものが同時に存在している
ことに気がつくことができるでしょう。すべての空間が、現在、ここ、にあるということです。
「いま」、「ここ」にあるということです。
物理学も精神世界も、単に概念の産物に過ぎないことに気がつけば、自分自身にさえもひとつの概念だと
気がつくことが次のステップだとわかります。このようにして、それぞれの人が、物理学であり
同時に精神世界を探求する者として生きることができるようになってきます。
非物理次元と物理次元の両方の有効性と対等性に気がつくことにより、これらの両方の次元に
意識的に同時に住み、生きることが可能だということを知るでしょう。両方の次元に同時に存在したり、
どちらにも存在しないこともできのです。
ここで、皆さんの西洋文化がアメリカインディアンの文化に遭遇した時に、お互いに理解する
気共通の基盤が見つけられなかった理由のひとつがこれだということを指摘しておきましょう。
アメリカインディアンの文化は、物理的そして非物理的の両方に意識的に存在していました。
それに対し、皆さんが西洋文化と呼ぶものは、物理的次元だけが本当の現実だと仮定していました。
物理的現実以外のものは、想像や空想の中で遊んでいるだけで、実際の生活に影響を及ぼすもの
として考える必要のないものとしてみていました。これが過去そして現在においても、
これらの二つの文化が相容れない理由になっています。
この二つの文化が、そのようなタイミングで出会ったのは(実際には、ともに同意の元に
創り出した
タイミングなのですが)、皆さんが現在始めた自分自身への内なる探求と同じ融合を始めるためだったのです。
これが異なる世界をつなぐ架け橋として働くイマジネーションを通して、二つの現実(物理的と非物理的、
または日常の意識と夢の意識)がひとつになる始まりでした。これにより、
皆さんの世界が皆さん自身の信念、皆さん自身の意志、皆さん自身の力、そして皆さん指針の選択の
自由の結果としての産物となるように。いかなる物理学者または精神世界の探求者が自己の
エゴを満足させるためにする話とは関係なく、これらは常に存在します。何事を行うにも、
ただ一つの方法というものはありません。ただ一つの道はありません。もし、ただ一つの道が
存在するとしたらならば、人間はこの世に一人いれば足りてしまうということを思い出してください。
人の数だけ道の数が有ることに気がついてください。事実、一人の個人は、一つの道です。そして、
厳密な物理学や精神世界の必要性は、絶え間なく続く体験そのもののプロセスの中に融合していきます。
体験そのものの中に・・・・。皆さんひとりひとりの、そして、集合的にも本来の姿である
大いなる全ての体験の中に融合していくのです。
[チャンドリー博士]
−−−−ここで私たちがエネルギーの流れについて説明する時に使う、エネルギーの転位と逆転位という
二つについて質問をしたいのですが。あなたからチャネラーへのエネルギーの転移はどのように
起きているのでしょうか?あなたから見た意見を教えてください。そして、チャネラーがあなたの
エネルギーの影響下にある時、チャネラーからあなたへのエネルギーの逆転移が有るのでしょうか?
[宇宙連合]
−−−−どうもありがとう。基本的には、その両方の質問に対する答えは同じです。そして、
皆さんがいつも使っていると思っているにも関わらず、皆さんの社会においては、未だにわずかしか
理解されていないようです。この転位と逆転位の両方を生み出す仕組みを説明し定義づけできる
一つの言葉があるとれば、それは「イマジネーション」なのです。
イマジネーションは、それ自体で一つの次元を形成しています。そして、全ての融合、共同創造、
転位、交換、変化はその次元の中で、超空間、または大いなる全て、または中心点を通して起きるのです。
私はイマジネーションの次元の中で、チャネラーの肉体的な意識と融合し、皆さんが知覚している
三番目の人格であるバシャールを形作ります。この三人目の人格は、私とチャネラー双方の
イマジネーションの組み合わせによるものなのです。逆の動きとして、私の意識が私自身の
イマジネーションの次元に入っていくのと同時に、肉体を持ったチャネラーの意識は彼自身の
イマジネーションの
次元に入っていきます。このように、常に入ってくる流れと出て行く流れがそこにあります。
原因と結果が一つの同じ出来事として存在します。そこには分離は存在しません。
すべてがひとつなのです。皆さん出て行くのも入ってくるものを体験している時でも、
そこには常に、両極性が自動的に現れます。これは単に、融合してイマジネーションの次元
そのものになっているだけなのです。知覚し得るどのような項理由もこのイマジネーションの次元で起きるのです。
このような答えで、あなたの考えをより明確にする助けになってますか?
[チャンドリー博士]
ーーーーはい、例えば、ホログラフィーのモデルの中では(訳注:レーザー光線を元の光線と
基準光線に分け、それを物体に投射することにより立体映像を作るホログラフィーの話をモデルにしている)、
元となる光線がイマジネーションに分かれます。ということは、基準光線がイマジネーションに当るのでしょうか?
[宇宙連合]
ーーーーある意味では壮です。ここでわかってほしいのは、皆さんの高次意識である元の光線と、
皆さんの物質次元の性格である基準光線により発生する干渉パターンは、実は、この二つをつなぎ
橋渡しをする次元そのものなのです。ですから私達は、イマジネーションが、
皆さんの高次意識または愛の次元の自己と、皆さんの肉体意識や物理時限の現実、
そして知性をつなぐ端だと言ったのです。
元の光線と基準光線によって作られた干渉パターンは、この二つの光線の相互作用なのです。
そして私達がいつも言うように、皆さんは元の光線でも基準光線でもありません。
皆さんは、このふた連れの極の相互作用そのものなのです。
皆さんは、イマジネーションの次元とイマジネーションそのものなのです。どのような転位と
逆転位も、そのプロセスに関与している両者の単なる活性化であり、相互作用に融合しあっているだけなのです。
その相互作用に参加している両者の意識が相互作用そのものになっているのです。
ですから、チャネリングする時、この相互作用そのものになっている状態の中心から私は来ています。
今までも何回かチャネラーの肉体意識が「白昼夢の中にさ迷う」というような言い方で説明をしてきましたが、
これはイマジネーションの次元にいるということを物理次元でのたとえ話で話したものです。
ここで何が起きているかと言うと、単に両者の意識がそれぞれの極となり、
相互作用になっていると言うことだけなのです。
現実が次元そのものに、または、相互作用という宇宙そのものになっているだけなのです。
中心にいるだけなのです。共に源について、それを認識しているだけだと言えます。
話についてきていますか?
[チャンドリー博士]
ーーーーはい、もちろんです。どうもありがとうる私達の肉体の中で、そのイマジネーションが
出てくる場所を視覚的に見ることは出来ますか。
[宇宙連合]
ーーーーそれはある程度、三角ピラミッド構造の中心点としてみることが出来ると思って良いでしょう。
その底辺の中心に、松果腺と脳下垂体、そして、物理的な脳と脊椎が交椎が交差する脳の底部の中央にあります。
これは皆さんが三角形ぴらミットと呼ぶ幾何学的なピラミッドとは異なるかもしれませんが、
エネルギー的には三角形ピラミッドを形作っています。そして、この中心点をある意味では
ブラックホールの組、出入りする場所、転位の点、そして二つの脳の半球にある脳梁(のうりょう)などと見てもいでしょう。
皆さんの脳の中心部に、脳梁の側面とに触れている小さな細胞の集団があります。
これが皆さんの物理的な脳に出入りする、ぶらつくホールやホワイトホールのエネルギーの流れや
調整を司る場所なのです。そして、これらの二つの種の部分から脳は成長します。
わかりますか?
[チャンドリー博士]
ーーーーはい、するとそのエネルギーの逆転位の一部は、脳梁もしくは脳の中心の部分を通って
起こるのですか?
[宇宙連合]
ーーーー一部ではなくすべてがそうです。
[チャンドリー博士]
ーーーーすべての転位もそうですか?
[宇宙連合]
ーーーーcその通りです。同様に、皆さんの肉体の中のすべて間細胞の中心にぶつラックホール
ホワイトホールがあることを皆さんは発見するでしょう。そしてそこへ、特定な方向からではなく、
あらゆる方向から流れ込んでいる、そんな感じに見えるでしょう。しかし、
知的部分のネットワークをコントロールする場所、すなわち、皆さんの意識の物理次元外への
投影を司る場所が脳から物理的脳であると定義付けしているように、常に皆さんの能の中心にある
この大本のブラックホール、ホワイトホールにおいて、すべての転位と逆転位が側られているということができます。
[チャンドリー博士]
ーーーーその転位と逆転位は、否定的なものでもあり得ますか?
[宇宙連合]
ーーーーはい。
[チャンドリー博士]
ーーーー説明してもらえますか。
[宇宙連合]
ーーーーただ単に、皆さんが肉体を持った存在であることがゆえに、創造された後も、常に、
人工的な性格構造のプリズムを通し続けるという概念に肯定的もしくは否定的なフィルターを
かけることがあります。もちろん、転位の始めの部分では、否定的も肯定的もありません。
もしくは、否定的と肯定的の両方だと言ってもいでしょう。しかし、転位と共に起きている出来事か、
プリズムの中を通ることにより観念や感情、そして思考と結合します。これによりフィードバック回路や
共振回路、すなわち、肯定的または否定的な調和振動が作られることがあります。
言っていることについてきていますか?
[チャンドリー博士]
ーーーーはい。ということは、肯定的な転位そして逆転位が起きるためには・・・・。
[宇宙連合]
ーーーーその性格の中にそれがおきることを許す要素がなけばなりません。
[チャンドリー博士]
ーーーーチャネラーの性格ですか? それともエンティティの・・・・。
[宇宙連合]
ーーーー肯定的な転位と逆転位が起きることを自分に許すこと、そしてそれがおきることを信頼することです。
この「自分に許すこと」、そしてそれがおきることを信頼することです。「自分を許すこと」と
「信頼」が性格のプリズムより透明にするきっかけになります。これにより物理次元における
性格と最初の転位点、すなわち高次意識との間の肯定的な調和に満ちた表現を生み出します。
すなわち、融合が起きるのです。
[チャンドリー博士]
ーーーーということは、チャネラーの性格の構造をエネルギーが迂回して通ると言うことはあり得ないのですね?
[宇宙連合]
ーーーーその迂回については様々な程度がありますが、元の意識の一部は常にそこに残ります。
例外は、皆さんがウォーク・イン(訳注:Walk・in.肉体はそのままで、中の魂がまったく代わること)
と呼んでいるものが完全に起きたとだけです。
私の言っていることがわかりますか?
[チャンドリー博士]
ーーーーはい。そうなると、それはもうチャネリグではなくて・・・・。
[宇宙連合]
ーーーー好感になってしまいますね。
[チャンドリー博士]
ーーーーエネルギーの交換ですね?
[宇宙連合」
ーーーーそうですね。
[チャンドリー博士]
ーーーーそれでは性格構造を現在統合しているチャネラー達に情報にできるだけフィルターを
かけないで済むように、そしてより肯定的な転位と逆転位を起こさせるように、何か助言はありますか?
[宇宙連合」
ーーーーそれは、チャネラーは奉仕として無条件の愛からチャネリングを行うと言うことです。
人を自分やメッセージに頼らせるためでなく、その人達に何か強制させるためではなく、自由意志を尊重し、
人の高次の意識を信頼して、どのようなものが自分を通してやつてきても(それらが物理次元の
自分の性格が好むと好まざるとに関わらず)、単に意識が開花するための助けになることを
自分に許してあげるだけです。
私の言っていることがわかりますか?
[チャンドリー博士]
ーーーーはい、わかります。どうもありがとう。
[宇宙連合]
ーーーー私達と共に分かち合いを創造してくれた皆さんの意志に対してみなさんひとりひとりに
感謝をしたいと思います。それでは、、皆さんの時計で、また来週にお会いしましょう。
おやすみなさい。
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