「ニュー・メタフィジックス」(new Meta-Physics)
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バジャールとの出会い
チャネリングするということは、基本的に、この肉体を持つ以前になされていた同意の結果だと私は考えています。
そして、その同意を思い出すために必要な状況やシナリオがそろっている人生に生まれてきます。
思い出し方はひとりひとり異なりますが、私にとっての大きなきっかけは13年前にやってきました。
一週間の間に二回、空飛ぶ円盤と遭遇したのです。一回目は四人の友人と、そして二回目は
二人の友人と一緒に、ロサンジェルスをドライブしていた時のことでした。
真昼間に、しかも、非常に近い距離でバジャールの宇宙船と遭遇しました。
その時には理解できませんでしたが、この遭遇は、昔同意した約束を果たすために必要な物事を
学び始めるよう、私の記憶を刺激するバジャールのやり方だったとということに後になって気がつきました。
UFOとの蒼空に刺激され拍車をかけられた私は、その後、さまざまな超自然の研究を始めました。
チャネリングとは何かということを学び、それに関する多くの本を読みあさりました。
その後、紹介されたチャネラーのひとりを通してコミュニケーションしてくるエンティティ(存在)が、
私にチャネリングを教えてくれるというのです。その時はまだ、
私自身が後にチャネリングするとは夢にも思っていませんでした。
しかしその頃、本屋にある精神世界関係の本はもうほとんど読んでしまっていました。
私は、チャネリングのクラスという場で実際にチャネリングを行われているのを見ることができるというだけで、
この申し出を受け入れました。人がチャネリングというプロセスを行うのを自分の目で見ることによって、
もっと学べると思ったのです。
このクラスの中で、チャネラーを通して来る存在が瞑想で私を受信状態に誘導した時でした。
バジャールと彼の仲間が意識を通じてコンタクトして来たのです。
そのコンタクトと同時に、以前に私が取り交わした同意が記憶の中に戻って来ました。
彼らがどんな存在であるか、私と彼らとの関係、円盤との遭遇の意味、
その瞬間までまつたく忘れていた夢の中での彼らとのコンタクトなど、すべての記憶が
その瞬間に蘇って来たのです。そして、一番最初に次のような質問をしてきました。
「もしあなたが、今でも以前にした同意を実行したいのであれば、今がそれを始める時です。
どうでしょう。今でもそれをやりたいですか?」
当然、私はその場で「イエス」と答えました。これが3年前のことです。
私がバジャールを地球外意識だとして感じています。彼らがどんな風貌であるかは、
夜、夢の状態の中でしか見ていません。円盤はわれわれの物理次元で実際に目にしました。
バジャールの社会ではテレパシーで意思伝達を行います。ですから「バジャール」とは
彼の本当の名前ではありのせん。彼を呼ぶのに便利なように、彼自身が選んだ名前です。
私がアラブ系の地を一部いているので、アラビア語からつけられた名前です。
バジャールという単語はいろいろに意味で「指揮官」を表します。
彼の社会において彼自身も指揮官のような役割を果たしています。
また、ただ単に「存在」とか「人」という意味もあります。アルメニア語では「メッセンジャー、使者」
という意味です。このように、彼自身がいろいろな側面を同時に表現できるということで
選んだ名前がバジャールなのです。
愛をこめて
1987年8月
ダリル・アンカ
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