現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 政治
  4. 国政
  5. 記事

普天間の移設候補地 鳩山首相「徳之島も選択肢の一つ」

2010年1月27日10時53分

印刷印刷用画面を開く

このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 鳩山由紀夫首相は27日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の新たな移設候補地として鹿児島県の徳之島が浮上しているとの報道を受けて、「いろいろなものが検討される可能性がある。そのことを否定するつもりはない」と述べ、選択肢の一つとの考えを示した。首相公邸前で記者団に答えた。

 首相は移設先決定に向けた今後の見通しについて「いろんな考え方があるが、ゼロベースでやると決めた。どこが一番適切なのか。国民、沖縄の皆さんにも理解されて、そして米国にも分かってもらえるものを5月までに出すと決めて、今行動している。検討状況を冷静に見守って頂くとありがたい」と述べた。沖縄県名護市長選の結果を「斟酌(しんしゃく)しなければならない理由はない」などとした平野博文官房長官の発言が波紋を呼んでおり、事態の沈静化を図った発言とみられる。

関連トピックス

PR情報
検索フォーム
キーワード:


    朝日新聞購読のご案内