石原信市郎です。

官僚政治を打破し国民政党による政治を実現しよう!!

なぜ福島更生自立支援センターの反対運動は止まらないのだろうか。

2010年04月21日 11時09分14秒 | 日記
昨日福島市信夫山に開設予定の福島更生自立支援センターの問題点についてコメントしましたが、その件に関し推進派の方とさっそく懇談する機会が今朝方ありました。

その方は福島市更生保護婦人会の会長なども務めており、私などよりも更生保護に携わっている方です。

推進派の方は、反対派の人たちは地域エゴで反対なんだから、あまり表に出ないように。と私に圧力をかけてきたのですが、法務省よりの公式文書を見せ、なぜ私が反対の立場を取らざるを得ないか説明しても、あなたには更生保護の意義が理解できないようですね。と言ってそこで懇談は終結しました。

マスコミの方に私が何故反対の立場に立ったのか、意見表明をする機会が2度ほどありましたが、その中で、私は法務省が住民に対し説明責任を果たさなかった事、賛成派、反対派にそれぞれ誤魔化しを行った事、さらには法務大臣等が住民の理解を得るまでは強行開所は行わないように指示しているにも関わらず、住民の気持ちを無視し開所に踏み切ろうとしている事に反対である旨説明させていただきました。

法務省がおこなった説明責任の放棄とは、周辺住民の内わずか10名程度の方にしか説明を行わなかった。さらには周辺地域12町会の内、わずか2町会にしか回覧の要請をしなかったことです。多くの地域住民は法務省が更生自立支援センターを建設することすら知らない状況にありました。にもかかわらず法務省は、住民に対し十分な説明を行い理解も得たと、更生保護関係者には報告を行い、その後反対する住民がいても、更生保護の意義を理解しない地域住民が一部いるとの説明を行い、その説明を更生保護関係者は100パーセント信用している状況にあり、関係者の方々は現在でもその発言を信じています。

更生保護、特に保護司を務めている方々は、熱意を持って更生保護に携わっており、犯罪者の更生に情熱をかたむけています。私はその保護司の方に対して、うその報告を臆面もなくしている事じたい、犯罪者の更生を担当する国の機関がおこなうにはあるまじき行為であると、嫌悪感を抱きます。

本年一月には反対する地域住民が公開質問状と言う形で法務省に対し幾つか質問した中でも、「住民と対等の立場に立って誠意を持って事に当たったと言えるのか?」という質問に対し、法務省の公式の回答として、「私どもの対応において至らない点があり、ご指摘のようなご不信を抱かれた事については重く受けとめております。」と法務省側に過ちがあったことを認めています。ところが、その事についても更生保護に関係している方々には、質問状と回答の内容については一切の説明もなく、「地域の方にはまだ理解していただけないようですね。」との発言に終始していました。住民に対しては、自分たちに非があると認めながら、関係者に対しては全く逆な事を言う。まさに欺瞞としか言いようのないおこないです。

私も更生保護に携わってきた者であり、更生保護の意義は十分に理解できます。至道会の評議員もしてきており、地元森合小と指呼お間にありながら、事件の起きた事がないこともしっております。しかし、更生保護の必要性という正義を振りかざし、その場その場の適当な事を住民に対し説明し、賛成派と反対派を作りあげ、住民の間に不信感を醸成したそのやり口は到底容認できないものです。行政は大きな権力を持っているのですからその権力を行使するとき、理想としては一片の偽りもあってはならないはずです。現実社会であり、それを行使する方々も人間ですから、理想通りに行かないことは当然の事ですが、今回の経緯はその範疇をおおきく超えているのは明白です。

さて、法務省は本年1月の回答の中で「地域住民の方々に対し、話し合いを続けさせていただく事で、かならずや信頼関係は築くことができると考えております。今後も、地域の方々のお立場をよく理解して、誠意ある対応につとめてまいりたいと考えます。」と回答し、質問に対する回答の結びとしています。先には、法務大臣が「ごり押しで開所はしない。」と表明しておりましたが、法務省側が誠意ある対応に努めるのは当然の事です。そのご、本当に誠意ある対応に努めたのでしょうか??信頼関係を築くことができたのでしょうか??

法務省側も更生保護の意義について理解を求める地道な活動を行い、若干は賛同してくれる方々も増えてまいりました。それは事実です。これから3年、4年かけ説明会を開き、戸別訪問を行い、理解を促進する活動を続けていけば、地域の方々もその必要性を認め、円満開所に向かっていったことだと私は思います。ところが彼らのしたことは、ごく一部の賛同者ができた事を嚆矢として、「一部反対する方もおりますが、賛同している方が増えています。」として、開所に踏み切ることを宣言してしまいました。私は開所宣言を行う以前にたまたま意見交換をしたときに、賛成する方はどのくらいいるのか、賛成者の同意を取っているのか、開所宣言とは別に、保護観察所長にお伺いした事がありました。その時の回答は、「わかりません。」の一言でした。たとえ話で恐縮ですが、個別案件の道路を作るときでさえ、同意書はとります。それなのに、より社会的意義や影響の大きい今回の件に関し、賛成者の実数も把握せず、同意も取らず、あまつさえ裏では7割以上の方が反対していると認識しているにも関わらず、ごくごく一部に賛同する方が出たからと、「一部反対する方もおりますが、賛同している方が増えています。」として開所に踏み切るのは、地域をバカにした行政の欺瞞、怠慢にほかなりません。

私は開所宣言の内容についても問題点が多数あると感じています。それは処遇の内容ではなく、地域住民との触れ合いに関してです。

福島更生自立支援センターの建設開所が住民に知られるようになってから、法務省と地域の方々と様々な協議がおこなわれてきました。大変多数の方が幾度も開かれた説明会や協議に参加されました。その方々と法務省との対話の中で、法務省側は様々な約束事を地域住民に対ししてきたわけですが、会見の中では開所一年経過した後に見直しをかけていく旨の発言をされました。地域の方々には誠意ある対応をしていきます。今後も説明を続けますと回答していながら、舌の根も乾かないうちに、開所に踏み切り、あまつさえ今までの協議をすべて否定し、約束を反故にする内容の会見を行うという暴挙に踏み切ったわけです。この行いは地域との対話を否定し、地域住民の気持ちを裏切る行為であり、信用信頼を損なう結果となりました。私自身大変残念な思いであります。

多分、出来てしまえば諦めもつくだろうからそろそろ引導を渡しましょうか、程度の気持ちもあったのだろうと思います。何度も繰り返しますが、嘘の上塗りを繰り返し行い、建設から開所に至るまで嘘だらけの行政の行いはあってはならないものであり、これを容認するようでは地域との協働の精神は崩壊し、行政に対する信用信頼は失墜し、更生保護が理想とする社会内処遇も絵に描いた餅になってしまいます。私はそのような不幸な結末を迎えることはどうしても避けたいと思い、不明をわびながら反対活動を行っています。

法務省は大きな罪を犯しています。
更生保護に携わる方々に嘘をつき、さも反対する方々に非がある物言いを公然としていること。
地域の方がたにも嘘をつき、しかも反省することなく、嘘の上塗りを繰り返し、地域住民を騙し、開所しようとしていること。
一番の問題点は法務省がやるべきことをせず、反省もせず、反対する方々に非があるように仕向けていることです。これ以上の罪があるでしょうか??

一番反省しなければならないのは法務省であり、更生保護の意義そのものを貶めているのは法務省である事を認識してもらいたいと思います。

本当は更生保護の在り方について自分なりのコメントを書き込もうと思っていたのですが、圧力があったものですから、なぜ反対しなければならないのか、昨日の焼き増しではありますが、再度書き込みました。

昨日に引き続き拝読していただいた方には申し訳なく思います。
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久しぶりで来ました。

2010年04月20日 08時38分06秒 | 日記
本当に久しぶりの書き込みで、ログインの仕方も忘れていました。

さて、この間様々な事がありましたが、近況報告をしたいと思います。
以前にも書き込みしましたが、私は地区の保護司を務めていました。過去形なのですが、4月16日に退任届けを福島保護観察所に提出してきたところです。それとともに、同日更生保護法人至道会の評議員の職も辞任いたしました。

福島市ではご存知の方も多いかと思いますが、福島更生自立支援センターを設置・運営する方針となっており、建築もすでに完了し、開所に向けて準備段階に入ったところであります。私も更生保護に長らく携わってきた関係上、今まで中立でありますが、推進の側におりました。

保護司の方々は犯罪を犯した方々の更生と自立という、理想の実現を目指し、情熱を傾けており、社会内処遇の大きな部分をになってきておりますが、地域社会の弱体化とともにその実現が困難視されるようになり、その結果官営施設の必要性が唱えられ、性犯罪者や薬物常用者などの、ボランティアの保護司では処遇が難しい事例について官営施設を利用しての社会内処遇を実施することとなったところであり、私自身その必要性を認め、今まで協力をしてきたところです。

ところが大変残念なことに、福島更生自立支援センター設置の推進に関し大変残念なことに住民に対し法務省側が誤魔化しを行うという、行政としてあってはならない事が現実の事として行われてしまい、私はこのたび反対の立場をとることといたしました。

私どもは更生自立支援センターの設置について、地域の方々には十分に説明しその理解も得ておりますと言う説明を受けており、その事を信じてきたのですが、その事実が全くなかったという事が本年一月にたまたまわかりました。
保護観察所に対し反対の方々が公開の質問状を出したのですが、それに対し法務省側が公式の回答を出したのですが、今までの保護観察所の説明してきた内容は不十分であったがどうか理解していただきたいという内容に終始しておりました。ところがその回答に中身について更生保護に携わる私たちに一切の説明はなく、今までも十分に説明責任を果たしてきたし、中には反対する方もいて困ったものだてきな説明をその後も続けておりました。つまり反対する側、賛成する側両方に対し、その場その場のいい加減な対応をこの間し続けてきたというあかしであり、私はたまたま反対の立場の方からその書類を見せられ、言葉を発することができませんでした。

さらに今回、開所に向け具体的な作業に入るという会見がなされましたが、この会見にも驚かされました。鳩山さんが法務大臣時代、福島更生自立支援センターの開所については、住民の理解を得られるまで凍結するという方針が出されました。そのごの経過の中で理解される方も出てこられましたが、大勢はいまだに反対者の方が多数であり、まだまだ十分な理解を得られている状況ではありません。私は賛同者も増えているからあと数年もすれば、地域の方がにも暖かく迎え入れられる施設になるだろうと思っていたのですが、それにもかかわらず、開所にむけて動き出してしまったのです。しかも今までの住民側との約束事を反故にする内容での開所に向けての会見でありました。

私は市議会議員、県議会議員時代、行政が地域住民に接する姿を見てきましたが、たとえば道路一本作るにしても、環境アセスメントを実施し、住民説明会を何度も行い、一人一人の同意を取り付け、法律では60パーセントの同意を得られれば、強制執行も可能なのに、100パーセントの理解を得られるまで努力をし、住民との協働を大事にするその姿こそ行政の姿だと思ってきました。

今回の法務省のやり方は、その場限りの誤魔化しを行い、しかもその誤魔化しを積み上げ、ただただ自分たちの正義のみを主張し、あまつさえ私たち更生保護関係者には、理解できない住民がいて困ったものだ的な発言を行い、まさに欺瞞以外の何物でもない姿でありました。地域の方々はその姿にあきれ更生保護そのものの意義にさえ疑問を持つような状況になりつつあります。

更生保護、特に社会内処遇を行うにはまさに住民との協働が必要であり、市町村や県は住民との協働に力点をおき行政を行ってきましたが、更生保護を行っている国の機関が住民との協働の意識を壊そうとしている中、協働がもとめられている社会内処遇が果たして本当に実現するのか、開所してしまえば表面上は我慢するのでしょうが、積極的な協力は得られないだろうし、更生保護も理解されないのではないかと危惧するところです。

では地域社会が弱体化するなかどのような方法で更生保護を実現していくのか、犯罪者の人権はどうなるのかという疑問を法務省側は投げかけます。その疑問こそお笑い草です、住民に対し先に誤魔化しを行いその後も欺瞞を働き続けてきたのは法務省の側であります。人権を唱えるのであれば、刑務所内で模範囚として努力をし続けてきた方を刑務所から更生自立支援センターと言う別の箱に移し、施設内処遇を続けることこそ人権無視により近いものではないかと私は感じます。同じ施設内処遇で社会に適応するための準備期間であるならば刑務所内に別棟を建てそこから社会復帰するための社会内処遇を行っても何ら差し支えないはずです。

また、実刑を与える前に、薬物や性犯罪者についてはカウンセリングや精神治療を行う、諸外国で行っているドラッグコート的な制度を作りそれを実施する方がよほど犯罪者の人権を守るという理想に合致するはずです。

法務省は自分たちに都合のいい正義を私たちに押し付け、それに従えない人間は悪だと決めつけ今回福島更生自立支援センターを開所運営しようとしております。すでにゴーサインも出ている状況でもあり、これを覆すことはまず無理でしょう。しかし、私は住民の声を全く無視し、無視するどころか欺瞞を働き続けてきた今回のやり方には賛同しかね、反対の方々と行動をともにしたいと思います。
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本日は臨時議会です。

2009年11月24日 14時00分35秒 | 日記
今日は県職員の期末手当の減額を審査するための臨時議会です。

議会も併せて減額しますが、現在人事委員会の審査が行われています。これが終了したのち、議会の総務委員会が開催され審議が行われます。

どのくらい時間がかかるかわかりませんが、その後議会運営委員会が開かれ本会議の進め方を決定し、本会議が開催されます。減額されることなので反対する議員さんもいるんですよねぇ。多分反対討論もあります。



写真は議長席から傍聴席を望みました。
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他党の悪い所は真似る必要はないと思いました。

2009年11月23日 10時23分37秒 | 日記
先日、民主党福島県連で常任幹事会が開催されました。
私と弟と兄弟で常任幹事会に召集されていたのですが、たまたま同じ時間兄弟で別の会合に招待されており、私が別な方に、弟が常任幹事会に出席してきました。
常任幹事会の中身については特に連絡もありませんでしたが、次の日新聞を見てちょっと驚きました。要は地元からの陳情に対しどのように対処していくのかという議論でありましたが、党是として、選挙前から陳情政治の廃止、政調の内閣一元化、その代替案として地元要望は政党として受付し幹事長手元で対応、という事が決定されているのに、自民党政治の悪いところを真似していきましょうという旧態依然の反応もあり、ちょっとがっかりしました。地方議員個々人が国に対して要望していくという発想自体が時代遅れであり、政党が地元の要望を取りまとめ本部に上申する。もしくは地方自治体が政党とのやりとりをしていくという形になっていくのでしょう。これからは国会議員の役割もどんどん変わっていくようです。僕はそれでいいと思います。国会議員は地元活動も大切ですし、当選し続けるためには地元でどれだけ多くの人とふれあい、支持者の気持ちを受け止めることができるかにかかっていると思いますが、その前段として当然国会議員としての役割も果たしてもらいたいと思っています。

過去の自民党政権では、個別の国会議員の恣意的な自己保身により、優先順位の低い公共事業が、何の脈絡もなく個別に全国的に展開されてきました。そのために予算の効果的な運用ができずに多額の借金が積み重なったわけであり、経済対策もうまく機能しなかったわけですから、民主党政権においては、たとえ数年でも最大限効果的効率的な予算運営をしてもらうよう、中央においては地方を生かす形で、効果的なシステムの構築をお願いしたいものです。

そこで問題になってくるのは少数意見の留保といったことだと思っています。自民党のいいところは、異見を活かし、常に議論を重ねてきたところにあると思うのです。今の民主党を見ていると、多数の見解に対し異を唱えると排除しようとする傾向にあります。私も肌で感じるところですが、異見をねじ伏せようとする、党の雰囲気にはなかなかなじめませんね。聞きおく、異見を飲みこむといった姿勢がこれからますます求められるのではないかと思います。そうでなければ、このまま行くと民主集中制が形作られていく可能性があるように思えて仕方ありません。これは党本部に限ったことではなく、民主党の地方組織も含めて全般的に言えることだし、実際にその息吹を感じるところです。

自民党は官僚にすべてを任せたがために、今回の選挙において国民の支持を失いました。民主党が権力を得たことにより、他者の意見を異見として受け止め、排除するようになったら、ソビエト共産党が民衆の中から生まれ、そして民衆からかい離し終焉を迎えたように、民主党もまた国民の支持を失ってしまうのではないかと思います。政治主導であり、なおかつ、広い心で、国民第一の政治を実現するよう、努力してもらいたいものです。

ただ、私は地域エゴを訴えていきます。それも地方議員の役割の一つだと思いますので。
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フラガールのBGMに乗って!

2009年11月21日 12時06分12秒 | 日記
午前最後の出し物はフラダンスでした。写真はまだ準備中ですが、今はフラガールの音楽とともに気持ち良さそうに踊っています。



これから入居者さんたちも一緒に踊るそうですよ。

と言ってる間に自分も躍らされました。何たることー。
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