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迫力の映像待ちきれない!!3Dテレビ時代 幕開け前倒し発売 50型42万8000円ヨドバシカメラ、ヤマダ電機、ビックカメラなど家電量販店大手は21日、パナソニックが他のメーカーに先駆けて日本市場に投入する3D(立体)映像対応のプラズマテレビの販売を始めた。「連日、顧客からの問い合わせが数十件寄せられた」として、メーカーが発表した発売日よりも2日前倒しした異例の対応だ。3D対応の米映画「アバター」などの大ヒットも追い風にして、家庭用テレビの「3D時代」が幕を開けた。 ◇
大阪・梅田のJR大阪駅前にあるヨドバシカメラ梅田店は、地下1階の店頭と3階のテレビ売り場に「飛び出す立体映像 体験できます」などと大きく書いた説明板とともに計7台を並べた。 パナソニックが売り出したのは、専用眼鏡をかけて3D映像を見ることができるプラズマテレビの50型と54型の2機種だ。ヨドバシカメラの店頭価格は50型が42万8000円、54型が52万8000円。3D機能がない同等機種より7万円程度高いが、阿美祥之店長は「発売前から10台の予約が入っており、前評判は上々。今後、テレビ販売の起爆剤になってくれれば」と期待を寄せている。 店頭で映像を確かめた京都市の会社員、山本瞳さん(31)は「長く見ると酔いそうだが、通常のテレビと7万円差なら高くない」といい、ゴルフの3Dビデオを見た大阪市内のアルバイト男性(30)も「ボールの弾道などに迫力があった。価格も妥当だし普及するのではないか」と話した。 3D対応のテレビは、パナソニックと韓国・サムスン電子が海外で発売しており「米国での発売分は既に売り切れた」(パナソニック)という。パナソニックは、初年度の販売台数を100万台と見込むが「米国では展示用の商品も売ってほしいと求められた」(役員)といい、販売計画を上積みする可能性もある。 今後、日本市場ではソニーが6月、シャープや東芝も今夏に売り出す予定で、2013年には世界全体の出荷台数が2700万台を超えるとの予測もある。 最近は「アバター」のほかにも3D対応のヒット映画が目立つようになった。BS(放送衛星)やCS(通信衛星)の放送局、ケーブルテレビ会社も3D番組の放映を始めており、撮影用機器や録画機など、周辺市場への波及効果を期待する声も出てきた。 ただ、3Dで見られるソフトや放送番組はまだ一部にとどまっており、「本格的な普及には、対応するソフトや番組の充実が欠かせない」という指摘もある。 (2010年4月21日 読売新聞)
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