巣鴨の新しい駅ビル「アトレヴィ巣鴨」のすばらしいカフェ事情
都心の大動脈といえる山手線、そして東京都を縦に貫く大静脈(青いから)・都営三田線。この2つが交差する交通の要所・巣鴨駅......。先月25日から、巣鴨駅に駅ビルができました。
アトレヴィ巣鴨です。期待以上に良い施設です。特にカフェが。
アトレ/アトレヴィは、すでに恵比寿、秋葉原、五反田、田端など山手線のいくつかの駅にありますが、アトレヴィ巣鴨は、中でもかなりユニークな作りらしいです(他にあまり行ったことがないので、うまく比較できないのですが)。
全5階の建物の、2、3、4階にそれぞれカフェがあります。そんなにカフェばっかりあってどうすんの? と当然ながら疑問に思ったのですが、それぞれにユニークな特長を持っていることが分かりました。
駅のコンコースを見下ろす2F「デリフランス」
まず2Fのカフェは「デリフランス」といいます。その場で作ってくれる「オーダーサンド」が目玉で、サブウェイのサンドイッチがクロワッサンベースになって、もうちょっと上品になった感じです。詳しくはこちらを。
【アトレヴィ巣鴨2階】デリフランスカフェの「クロワッサンサンド」がヤバイ | 巣鴨壁新聞
そして、席からJRの駅の改札やコンコースを見下ろせます。待ち合わせ場所に改札(JR巣鴨駅の改札は1カ所しかありません)をしておけば、早く来すぎちゃった......みたいな時にも大変よろしいですね。
ソファ席もある、無印良品の3F「Cafe MUJI」
3Fには、無印良品と並ぶ形で「Cafe MUJI」が入っています。
Cafe MUJIアトレヴィ巣鴨 無印良品[店舗情報](デザートクーポンあり)
食事メニューも充実していて、また、全体的に席のレイアウトがゆったりしているのが特長です。ふかふかのソファ席もあります。
充実の電源。そして隣の書店の本を読んでいい(らしい)4F「タリーズ」
4Fはタリーズです。隣にブックエキスプレス(JR運営の書店。妙に鉄道本が充実しているのが特長)があり、どうも未購入の本をタリーズに持って行って読んだりしていいらしいです。
店員さんに聞いてみた。
「えー、実はですね。書店さんで購入を検討されている本を、こちらのカフェスペースに持ち込まれて、読書をしていただくのが可能なんです」
えっ? レジを通してない本が読めるの?
「はい。実は首都圏初の試みなんですが、まだ購入されていない本を、座って読んでいただけるわけです。但し、タリーズの商品はご購入いただく必要があるんですが。ビニールがかかっているマンガなどは、物理的に読めませんけど」
【アトレヴィ巣鴨4階】カフェと書店のコラボ。首都圏初の驚愕システム発覚!! | 巣鴨壁新聞
私は実際にやっていないのですが、どうもそういうシステムのようです。
そして、ここのタリーズは電源席の充実ぶりもすごいです。数えていませんが、15席ぐらいあります。
「おばあちゃんの原宿」と呼ばれ、年寄りの街というイメージの強い巣鴨ですが、アトレヴィ巣鴨ができたら、今までどこにいたんだろう? と思うぐらいオシャレな若者がいます。周囲に住んでいる人なのか、JRのもくろみ(?)どおりに乗り換えの途中に寄っている人なのかは、よく分かりません。
ここを目指して遊びに来る、というほど充実した施設ではありませんが、移動中にちょっと一休み、といった感じの時には、おおいにリラックスできると思います。いいのか悪いのか、いつ来ても激混みということはないようですし。
アトレヴィ巣鴨の電源と公衆無線LAN事情
最後にこれをまとめておきましょう。電源に関しては、4Fのタリーズが十分すぎるほど充実しています。3FのCafe MUJIにもコンセントがありましたが、利用していいか確認してみたところ断られました。2Fのデリフランスにもコンセントがありますが、こちらは確認していません。
無線LANは何もありません。4Fのタリーズにも、HOTSPOTも何もなし。少々残念です。しかし、イー・モバイルとソフトバンクモバイルの電波は十分に入ることを確認しています。
なお、朝10時までは2Fまでしか開いていません。朝早くに来てしまった場合はご注意を。
- 2010.04.16
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