公式サイトにアクセスして、Win版のZSNESを入手して下さい。これを書いた時点での最新バージョンは1.51です。
なお、DOS版は軽いのですが、扱いにくく問題も起きやすいので、使用しないようにして下さい。
公式サイトの左上にある「ZSNES Blip」の「Latest Version」の「Win」をクリックして下さい。
公式サイトがダウンしているときは、こちらのサイト(ipher's WIP Page)からダウンロードして下さい。こちらのサイトでは、ページの左側にある「MENU」の欄にある「ZSNES 1.51」の「W」をクリックすればダウンロードできます。
ファイルをダウンロードして解凍したら、zsnesw.exeを起動して下さい。マウスカーソルが消え、 次のようなメッセージが表示されます。
注:もし起動時に「dinput.dllが〜」や「DirectXが〜」等のエラーメッセージが表示されて起動しない時は、DirectXをこちらで8.0a以上のバージョンに更新し、 その後パソコンを再起動してから、ZSNESを起動して下さい。
「付属テキストを必ず読んで下さい。進むにはスペースキー(キーボードの一番下の列の 中央にある何も書かれていない長いキー)を押して下さい。」と言っているので、その通りに しましょう。これで赤いマウスカーソルが現れて操作可能になります。このメッセージは初回起動時しか表示されません。
マウスカーソルに影がついていることや、ウィンドウの配色が気に入らないのなら、こちらを 参考にしてGUIをカスタマイズして下さい。
ZSNESはデフォルトの設定では、ぼやけたウィンドウが表示されます。 このままでは、特定のゲームで文字が半分しか表示されない等の不具合が出るので、こちらを参照して、ビデオモードを「512×448 DR W」か「768×672 DR W」にして下さい。
ただし、「512×448 DR W」では、なぜか下の画像のような変な画面(もしくは真っ黒な正方形)が表示されることがありますので、この画面が出た時は、「768×672 DR W」を選んで下さい。
「CONFIG」メニューから、「INPUT」を選択して下さい。
次のようなウィンドウが表示されます。
「KEYS:」の下に、UP [C8H], DOWN [D0H]・・・と項目が並んでいます。これは実機のボタンとキーボードのキー (もしくはジョイパッドのボタン)との対応関係を表しています。UPは十字ボタンの↑, DOWNは↓, LEFTは←, RIGHTは→を 表し、START, SELECT, A, B, X, Y, L, Rは各ボタンを表します。例えば、画像ではA [ X ]と表示されていますが、これは 「Aボタンに対応するのは、キーボードのXキーです。」ということを表しています。
実機のボタン配置は次の通りです。
設定に移りましょう。UPの欄(画像ではC8Hと表示されている部分)をクリックして下さい。 次のようなメッセージが表示されます。
ここで、↑ボタンに対応させたいキーボードのキー(もしくはジョイパッドのボタン)を押して下さい。押したキー(もしくはボタン)が そのボタンに割り当てられます。同じようにDOWN, LEFT, RIGHT・・・も設定しましょう。これでキー設定は 完了です。
ZSNESはデフォルトでは、起動したROMイメージがあるフォルダに、セーブデータのファイル(やスナップショット等)を 保存します。一つのフォルダにまとめて保存したいのなら、次の手順に従って下さい。ここは読み飛ばしても大丈夫です。
もちろん、どこのフォルダのパスでも、「SRAMPath」の「""」内に書き込むことはできますが、一つ注意することがあります。それは、「\」を「\\」のように、2個続けて書かなければいけないということです。
zsnesw.cfgが書き換えられない時は、zsnesw.cfgを右クリックし、出てきたメニューから「プロパティ」を選択して下さい。 出てきたウィンドウの、「属性:」の「読み取り専用」にチェックがついているなら、そのチェックを外して、「OK」ボタンを押して下さい。それで普通に設定ができるようになるはずです。
「GAME」メニューから、「LOAD」を選択して下さい。
次のようなウィンドウが表示されます。
使い方を単純に説明します。「DIRECTORY」の欄を使って、フォルダ間の移動を行います。使い方は次の通りです。
最初は、zsnesw.exeがあるフォルダからスタートします。フォルダ間を移動して、ROMイメージがある フォルダを目指して下さい。ROMイメージがあるフォルダに行き着くと、「FILENAME」の欄に、そのフォルダに あるROMイメージが表示されます(zip形式でも表示されます)。あとはROMイメージをダブルクリックすれば、ゲームが起動します。
このエクスプローラーは、日本語などの全角記号が表示できません(文字化けします)。
これには、次のような解決策があります。
その1:ランチャーを使用する。
こちらを参照して下さい。
その2:ROMイメージをドラッグ&ドロップ(圧縮ファイルを解凍ソフトに放り込む要領)で起動する。
Windowsエクスプローラーで、ROMイメージがあるフォルダを開きます。もう一つWindowsエクスプローラーを起動し、zsnesw.exeがある
フォルダを開きます。ROMイメージにマウスポインタを合わせ、マウスの左側の
ボタンを押しっぱなしにします。その状態でマウスを動かし、マウスポインタをzsnesw.exeの上に持ってきて下さい。その状態でマウスのボタンを放せば、ゲームが
起動します。
ちょっとしたテクニック:
ウィンドウズでは、exeファイルやフォルダを右クリックし、出てきたメニューから「ショートカットの作成」をクリックすることで、ショートカット(それをクリックすることで、
違う所にあるexeファイルやフォルダにアクセスできるアイコン)を作成できます。ROMイメージがあるフォルダや、zsnesw.exeのショートカットを作成して、それをデスクトップに
置いておけば、ドラッグ&ドロップでの起動が簡単になります(zsnesのショートカットへドラッグ&ドロップしても、ゲームを起動できます)。
ゲームを起動すると、マウスカーソルとメニューバーが消えてしまいます。元の画面に戻るには、Escキー(キーボードの 一番左上のキー)を押して下さい。もう一度Escキーを押すと、中断した所から始まります。
こちらの、「RCLICK OPENS GUI」にチェックを入れると、右クリックでも元の画面に戻れるようになります。 ただし、少し処理が重くなります。
ゲーム中に「Altキー+Tabキー」を押せば、別のプログラムで作業をしながら、音楽を楽しむこともできます。