嵐(左)にパンチを見舞う天龍=東京・新宿FACE
「天龍プロジェクト」(19日、新宿FACE)
2月に還暦を迎えた天龍源一郎が「天龍プロジェクト」を発進させた。SWS(1990年)、WAR(92年)に続く3度目の旗揚げで、80年代後半から続く“天龍革命”の総決算に乗り出した。
3度目の成人式はDDTの高木三四郎と共闘して嵐、ディック東郷と激突。逆水平チョップ、グーパンチを連打しながら、最後は東郷をパワーボムで圧殺した。
「エイエイオー!」で締めくくった天龍は、過去2度の船出を振り返りながら「今回は背負うものはない。どこでも行きますよ」と、気負うところもなかった。第2弾は6・9新宿FACEで開催され、IJ王座に続いてWAR6人タッグ王座も復活させる。「明るく、激しく、楽しい」のG・馬場さんのモットーを受け継いで、天龍革命の最終章が幕を開けた。
(2010年4月19日)