ローソンに脅迫文３通…３０００万円要求！

　コンビニ大手のローソン本社（東京都品川区）に３月下旬から４月中旬にかけて、現金３０００万円などを要求し、「毒物を製品に入れる」などと記載した封書が３通届き、警視庁捜査１課が恐喝事件とみて捜査していることが２０日、捜査関係者への取材で分かった。

　都内のローソン４店舗では３月中旬、陳列商品にカッターの刃が刺さっているのが見つかっており、警視庁は威力業務妨害容疑などで捜査。捜査１課は恐喝事件と同一犯の可能性もあるとみて関連を調べている。

　捜査関係者によると、１通目には「社長さん、これはうそではない。３０００万円用意しろ」と記載され、３通目には現金１０００万円の要求のほか毒物混入を示唆する記述があった。２通目に金銭の要求はなかった。いずれもローソン社長あてで差出人は書かれておらず、都内の同じ郵便局の消印。現金の受け渡し場所に関する記述もあった。

　１通目は３月２３日に同社に届き、２、３通目はそれぞれ４月１日と１４日の消印だった。

　

[ 2010年04月21日 ]