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自民 参院選比例で“巨人V9エース”擁立へ
堀内恒夫氏
Photo By 共同 |
自民党は20日、夏の参院選比例代表にプロ野球巨人前監督の堀内恒夫氏(62)を擁立する方向で検討に入った。同党はすでに秋田選挙区で、元プロ野球選手の石井浩郎氏(45)を公認しており、新たな“目玉候補”として注目が集まりそうだ。
関係者によると、堀内氏は周辺に出馬について相談しており、意思が固まれば自民党は月内にも公認決定する見込みだ。
堀内氏は山梨県の甲府商業高を卒業後、1966年に巨人入団。速球と大きく曲がるカーブを武器に、巨人の黄金期の投手陣の柱としてマウンドを守った。最多勝などのタイトルをはじめ沢村賞、最優秀選手賞を獲得している。引退後の2004〜05年に監督を務めた後は、プロ野球解説者として活躍していた。
自民党は野党転落後の支持団体離れで組織票を持つ比例候補が不足しており、無党派層の支持を得るため知名度がある候補の擁立を模索しており、球界屈指の人気球団「巨人」の前監督である堀内氏に白羽の矢を立てた格好だ。
政界に進出した主なプロ野球選手は、セネターズや東急フライヤーズで活躍した白木義一郎氏が、1956年に参院議員となったのが初めて。その後、92年には元阪神投手の江本孟紀氏がスポーツ平和党から出馬し参院議員に、96年には元中日投手の三沢淳氏が新進党から衆院選に立候補し当選。96年には元阪神捕手の石垣一夫氏が衆院選で当選を果たしている。
監督経験者の国政挑戦は、元広島監督の古葉竹識(たけし)氏が03年に広島市長選に出馬、翌年には自民党から参院比例代表で出馬したが、いずれも落選している。
◆堀内 恒夫(ほりうち・つねお) 1948年(昭23)1月16日生まれ、山梨県出身の62歳。甲府商業高校卒。1965年に第1回ドラフト会議で巨人から1位指名を受け、翌年に入団。背番号18番を付け、V9時代のエースとして活躍。80年に通算200勝を達成。83年に現役引退。通算成績は203勝139敗6セーブ。04年には監督に就任したが、05年にチーム史上ワーストとなる80敗を喫し10月に引責辞任。08年野球殿堂入り。
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