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【格闘技】亀父変装 極秘帰国 モンティエル待つ報道陣にバレる2010年4月20日 紙面から
亀父、変装したけどバレちゃった−。3月27日のWBCフライ級王座統一戦で亀田興毅(23)が敗れた後、暴言を吐き、セコンドライセンス取り消し処分となった父・史郎氏(44)が19日、WBC本部のあるメキシコで事情聴取を終え、極秘帰国した。亀田ジム無期限活動停止、史郎氏の永久追放処分決定後、初めて報道陣の前に姿を見せた。 午前7時1分。まだ閑散とした成田空港の到着ロビー。報道陣数人が長谷川穂積と対戦するWBO王者モンティエルの到着を待っていた。メキシコ発ティフアナ経由のアエロメヒコ便が到着して30分が経過。その時、到着ゲートから深く帽子をかぶり、サングラス、マスクで顔を覆った一人の男が歩いてきた。 まさか…。 ずっと下を向いていたが、歩き方、たたずまいは、紛れもなく史郎氏だった。変装して極秘帰国するはずが、モンティエルと同便だったため運悪く(!?)報道陣に見つかってしまった、というわけだ。 史郎氏はWBCからの出頭命令を受け、12日に本部のあるメキシコへ出発。成田空港で「身を引こうと思っています」とボクシング界からの撤退を表明した。WBCホセ・スライマン会長から暴言騒動について事情聴取を受け、謝罪。帰国日は不明だった。 変装姿で電撃帰国した史郎氏は、報道陣と視線すら合わさず。無言で迎えの車に乗り込んだが、すぐに自身のブログで題名「久しぶり亀パパ」を更新。 「俺は何にも落ち込んでないで、寧ろ気合いが入った」(原文のまま)。元気に“史郎節”をさく裂させた。
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