エイズウイルス(HIV)感染者らへの支援基金をつくるなどの活動をしている化粧品会社「M・A・C」の新しい“広報担当”に就任した米人気歌手レディー・ガガが20日、東京都内で共同通信の取材に応じ「日本ではあまりエイズのことを話したがらないけど、テーブルの下に隠さず、上に置いて話し合ってほしい」と訴えた。
ガガは、世界のHIV感染者に占める女性の割合が増えていることに触れ「今回の活動の目的は女性のため」と強調。「わたしはセックスの歌も歌うし、セクシーな衣装も着るけど、女性のためにいろんなことを訴えたい。自分自身を敬い、愛して」と呼び掛けた。
ポップス界のスーパースターとして世界中の注目を集める存在だが「(自分を取り巻く環境について)あまりピンときていない。好きな音楽を作って、自分ができることをしているだけ」と話した。
ガガは同日夜、都内で開かれたエイズ基金のイベントに出席し、ミニライブを披露。