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【長野】巻きずし模様に歓声 松本一高で台湾の高校生が交流2010年4月20日
修学旅行で来日中の台湾の国立高校「台南第二高級中学校」の生徒ら44人が19日、松本市の松本第一高校を訪れ、授業に参加するなどして交流を深めた。県観光協会の海外観光客誘致事業の一環で、生徒らは調理や工芸の実習を通じて日本の文化を学んだ。 歓迎式で生徒会長の竹下涼君(17)は「同じアジアの国として親しみを感じる。日本を楽しんで」とあいさつ。台湾側は鄭思遠君(17)が「テレビを通して日本にあこがれていた。文化や歴史を学びたい」と応えた。 台湾の生徒らは3班に分かれ、調理、藍染(あいぞめ)、ガラス彫刻の実習を体験した。調理実習では、日本の生徒とともに手巻きずしに挑戦。すしの断面に美しい模様ができると、大きな歓声が上がった。 空手や茶道の体験もあり、片言の日本語や英語で会話しながら文化を学び合った。21日には台北市立大安高級工業職業学校の生徒が松本工業高校で、交流する予定。 (安藤孝憲)
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