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夢の植物で新エネルギーを作れ
~加速するバイオ燃料開発~
(NO.2879)
環境に優しい一方で、深刻な穀物不足を引き起こしたバイオ燃料。いま、食料と競合しない次世代バイオ燃料の開発が加速している。日本では、収量を1.5倍に品種改良したサトウキビを使い、その増収分を利用する方法や、“石油”を生産する特殊な「藻」を使う方法など、これまでになかったバイオ燃料が次々と開発されている。穀物不足の震源となった米国も次世代バイオ燃料の実用化を急いでいる。中でも注目されているのが「藻」。ビル・ゲイツら著名な投資家や政府の支援を受けたベンチャー企業が続々とプラントを建設。航空業界も試験利用に乗り出した。官民が一体となって取り組む米国に対し、日本では、大学と民間企業による「藻」の実用化プロジェクトが、先月、ようやく立ち上がった。次世代バイオ燃料開発の最前線を追い、その課題と可能性を探る。
飯田 哲也さん(環境エネルギー政策研究所所長)
※森本健成キャスターがお送りします。
- 2010年 4月19日(月)放送シャトル退役 揺れる宇宙戦略
- 2010年 4月15日(木)放送アメリカ揺るがす “反オバマ”の衝撃
- 2010年 4月14日(水)放送宇宙から温暖化を監視 人工衛星“いぶき”
- 2010年 3月31日(水)放送あなたの寄付が社会を変える
- 2010年 3月18日(木)放送買わない消費者 急増中!?
アスペルガー症候群
活躍の場を求めて
(NO.2880)
引きこもり、うつ病など20~40代の間で深刻化する問題の背後の多くに、実はアスペルガー症候群が潜んでいることがわかってきた。アスペルガー症候群は脳の機能障害で、知的障害はないが他人の気持ちを推し量ったり、暗黙のルールを理解できないため、職場では「変わった人」と見られ、孤立を深めて社会からドロップアウトしていく人が少なくない。一方でIT技術など特定の分野において秀でた能力を持っている人も多く、周囲が障害を理解し、対応を工夫すれば、目覚しい活躍をすることも分かってきた。企業でも今、アスペルガー症候群の人を積極的に採用し、その力を活かそうという取り組みが始まっている。“アスペルガー症候群の人”たちが社会で活躍するためには何が必要なのか、当事者と雇用する側双方の取材を通して考える。
正高 信男さん(京都大学霊長類研究所 教授)
※森本健成キャスターがお送りします。
- 2010年 4月13日(火)放送美容医療 ブームの裏で何が
- 2010年 4月 7日(水)放送犯罪“加害者” 家族たちの告白
- 2010年 4月 6日(火)放送シリーズ アジア新戦略 アジアの“人材”を呼び込め
- 2010年 3月17日(水)放送よみがえる“経営の神様”
ドラッカー - 2010年 3月15日(月)放送虐待死 どう救う子どもの命