社会

シックハウス症候群の労災を認めよ、と訴え
(大阪府)
シックハウス症候群による労災申請が認められなかったとして、吹田市の図書館職員らが20日、処分の取消を求めて裁判を起こした。訴えを起こしたのは吹田市立中央図書館北千里分室に勤務していた非常勤の司書3人。3人は8年前、図書館が全面改装された後、激しいせきや鼻水などの“シックハウス症候群”を発症し、数か月間、休職した。改装後の調査で、化学物質のトルエンが基準値の5倍以上検出され、3人は労働基準監督署に労災申請したが、因果関係が証明できないとして却下されている。このため3人は、この決定の取り消しを求めている。「労災の認定で気持ちだけでも元気になりたい」と話している。
[ 4/20 12:21 読売テレビ]