| 2010年 4月 19日 |
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性的虐待あった児童擁護施設に市が立ち入り
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岡山市内の児童養護施設で元男性職員が男子児童に性的虐待を加えていた問題で、岡山市は19日、この施設を立ち入り検査しました。午前9時半、市の担当職員ら7人が施設に入りました。この問題は岡山市内の児童養護施設に住み込みで働いていた24歳の元男性職員が去年春ごろから子供を寝かし付ける際、10数人の男子児童に対し、下半身を触るなどの性的虐待を繰り返していたものです。立ち入り検査では施設の運営方法や職員の研修体制、建物の構造などについて市の職員が施設側から説明を受け、問題が起きた背景を調べました。市では検査の結果を踏まえ、必要であれば施設に業務の改善指導を行うことにしています。また、被害にあった児童に対しては児童相談所の職員が心のケアにあたっているということです。
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高松市で子ども手当の申請手続き始まる
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鳩山内閣の目玉政策の1つ、「子ども手当」の支給を6月に控え、岡山・香川でも準備が進んでいます。高松市では19日から申請手続きが始まりました。高松市役所では案内専用の職員を2人置くなどして朝から次々と訪れる市民の対応に追われました。高松市の対象世帯は約3万7000世帯でこのうち新たに申請が必要な家庭は約1万世帯に上ります。子ども手当では中学生以下の子供1人につき、月額1万3000円が支給されます。新しく中学2年、3年生となった子供がいる家庭、中学生以下の子供がいてこれまで児童手当を受け取っていなかった家庭は申請が必要です。高松市では説明書の不備で混乱した定額給付金を踏まえ、今回、申請手続きは窓口のみで受け付けていますが中には新たに申請が必要ない人も訪れていました。高松市の場合、1回目の支給日を6月10日としていて、その日に受け取るためには来月18日までに手続きを行う必要があります。
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石井知事が鹿児島便の存続を要望
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会社更生手続き中の日本航空が廃止の方針を決めている岡山・鹿児島便について岡山県の石井知事は19日、東京の日航本社を訪ね、路線の存続を要望しました。石井知事は午後、日航側と非公開で面会し、「鹿児島便は地方同士を結ぶ大切な路線」として存続を要望しました。これに対し日航側は「廃止は会社全体で検討してしているもので理解して欲しい」と答えたということです。面会後、石井知事は「存続は非常に厳しい」との考えを示しました。岡山・鹿児島便を巡っては今月16日、日航側が県に対し、今年10月末で廃止する方針を伝えています。搭乗率の低下と来春の九州新幹線の開通による利用客の減少が主な理由です。県では今後もPRなどを通じて利用客の増加を図り存続に向けたアピールを行うことにしています。
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高松空港でも鹿児島便10月に休止へ
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一方、日航は高松空港の鹿児島便についても今年10月で休止する方針であることが分かりました。香川県の真鍋知事が19日の定例会見で明らかにしたものです。今月15日、日本航空の子会社、日本エアコミューターの幹部が県庁を訪れ、今年10月31日から鹿児島便を休止する方針を伝えたということです。経営が厳しく、債権者が赤字路線の廃止を強く求めていることなどが主な理由です。現在、高松・鹿児島便は1日1往復で、昨年度の搭乗率は49.4%と伸び悩んでいます。香川県は今後、午後4時台のダイヤを利用しやすい午前中へ変えるなど搭乗率アップへ向けた対応策を示し、存続を要望することにしています。
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海事研修 小学生がカッターこぎに挑戦
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協力することの大切さを学びます。玉野市の渋川海岸で毎年恒例の海事研修が始まり、小学生がカッターこぎに挑戦しました。今年初めてとなる海事研修には岡山市内3つの小学校から147人が参加しました。子供たちはグループに分かれて4槽の船を海に出すといよいよカッターこぎに挑戦です。船の上での約束は「協力し合うこと」と「全力を出すこと」。少しでも手を抜くと指導員からげきが飛びます。子供たちは慣れないオールさばきに悪戦苦闘しながらも最後には息ピッタリで約3キロをこぎ進みました。この海事研修は63年前から毎年行われているもので、今年は11月までに約1万8000人の小中学生が参加します。
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