逮捕の元王者が自殺 ボクシングのバレロ選手
【リオデジャネイロ共同】ベネズエラのウニオン・ラジオによると、妻(24)を殺害したとして殺人容疑で逮捕された世界ボクシング評議会(WBC)の元ライト級チャンピオン、エドウィン・バレロ容疑者(28)=同国出身=が19日未明、カラボボ州内の拘置施設の独房で首をつって自殺した。
バレロ容疑者は自分が着ていた服を独房の鉄棒に巻き付けるなどして自殺した。他の収容者が見つけて当局に通報したが、救命できなかったという。遺体は州内の検視施設に運ばれた。
同容疑者は18日、宿泊先の同州バレンシアのホテルで妻を殺害したとして逮捕された。
(2010年4月20日)