公開中の映画「半分の月がのぼる空」の主演俳優、池松壮亮(19)とヒロイン、忽那汐里(17)が19日、同作のヒット御礼舞台あいさつを東京・シネセゾン渋谷で行った。
病院で出会った少年と少女の“ロマンス”を描いた作品。2人とも公開後にそれぞれ同劇場で鑑賞したそうで、池松は「(共演した)濱田マリさんとプライベートで見に来て、マリさんが目を真っ赤にしていたのでお客さんが劇場を出るまで2人で下を向いていた。お客さんが鼻をすすったりする姿に泣けてきた」と明かした。
同作は、「身近で大切な人を幸せにしよう」と呼びかけている「日本ロマンチスト協会」(07年設立)から「今年度最高のロマンチック・ムービー」として認定。同協会関係者から2人に認定証が授与された。
池松は「自分たちがやってきたことが認められてうれしい」と喜んだが、司会から「最近はロマンチストしてますか?」とムチャぶりされ、「そんな質問されたことないので…」と本気で困惑。忽那も「努力はしているつもりです」と苦笑していた。