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◆横浜4─8阪神(18日・横浜)4番不在に燃えないはずがなかった。1点を追う8回1死一、三塁。阪神・ブラゼルは桑原謙の甘く入ったスライダーをバットの芯で打ち砕いた。「何としても勝ちたかったからよかったよ」。リーグトップに並ぶ逆転の7号3ランは、右中間場外に消えた。
獅子奮迅だった。4回2死三塁から適時二塁打を放つと、6回2死でも左翼線への二塁打を放ち、桜井の中越え二塁打でホームを踏んだ。3安打4打点の大活躍。「みんな何とか勝ちたいと思っていたから」。鮮やかな逆転勝ちに、真弓監督も納得の表情を浮かべた。
13日の巨人戦(東京D)では大逆転へと導く6号2ラン。14日の同カードでは決勝打を放つなど打線の要となっている。チームは再び貯金生活に戻り、2位に浮上。「金本さんは本当に人間的にも素晴らしい選手。彼のいないラインアップは変な感じだったね」と振り返った助っ人砲。アニキのスタメン復帰まで、ブラゼルのバットが穴を埋める。
(2010年4月19日10時24分 スポーツ報知)