ハンファ、米カリフォルニア州で油田権益取得

 ハンファグループの中核企業、ハンファは16日、米トリオ・ペトロリアムなど3社が保有する米カリフォルニア州の油田「リンチ・キャニオン鉱区」の権益50%を取得したと発表した。これにより、ハンファは海外での資源開発に本格参入した格好だ。

 ハンファは今回の権益取得を受け、今年10月に2900万ドル(約26億7000万円)を投資し、鉱区の運営権も確保する計画だ。同鉱区は日産500バレルの原油生産を行っており、採掘可能埋蔵量は約1040万バレル。ハンファは今後、同鉱区で日産2900バレルの生産を目指す。

 同社関係者は「今後北米地域を中心に、中東、中南米でも積極的に油田開発を行う計画だ」と話した。

李性勲(イ・ソンフン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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