インディアンスの秋信守（チュ・シンス）＝27＝は逆転決勝3ランでチームを5連敗から救った。

　秋信守は16日（韓国時間）の対レンジャース戦に、3番・ライトで先発出場。0－2でリードされた8回裏に逆転3点ランを放った。無死1・2塁で打席に入り、ここまで無失点の好投を見せていたレンジャース先発投手マット・ハリソンの2球目をたたき、右中間のフェンスを越えるアーチを描いた。この日は4打数2安打で、今季通算打率を2割9分6厘から3割2分3厘（31打数10安打）に引き上げた。

　10安打の内訳を見ると、長打が5本（本塁打3本・2塁打2本）となっている。この日までに3盗塁も記録、今季も好打駿足ぶりは健在だ。秋信守は昨シーズン、アジア人選手としては初めて「20－20クラブ」（本塁打・盗塁とも1シーズンに20以上記録すること）の仲間入りを果たしている。インディアンスは秋信守の活躍で5連敗から脱出、今季通算戦績を3勝6敗にした。

チャン・ミンソク記者