哨戒艦「天安」の沈没に、口蹄（こうてい）疫の感染拡大まで重なり、京畿道北部地域で予定されていたイベントの延期や中止が相次いでいる。

　高陽市は、「天安」の沈没を受け、規模を縮小して開催する方針を固めていた「高陽幸州文化祭」を延期することを決めた。

　来月8日から二日間にわたり、幸州山城やファジュン通り、高陽出会いの広場などで行われる予定だった「高陽幸州文化祭」は、10月の高陽湖水芸術祭りに合わせて行われることになった。

　楊州市も来月8日に行う予定だった長興文化芸術祭りを、4日後の12日に延期することを決めた。

　また、金浦市では16日に行われる予定だった陽村面の歌鉉山ツツジ祭りが中止となった。主催者の「歌鉉山を愛する会」のイ・ビョンジン会長は、「多くの人々が集まれば、（江華島で流行している）口蹄疫の感染が内陸部にまで拡大する恐れがあるため、中止することにした」と語った。歌鉉山ツツジ祭りは毎年4月中旬に行われ、今年で11回目となるはずだった。

崔鍾錫（チェ・ジョンソク）記者