野球:ヤクルト林昌勇が今季4セーブ目

金泰均は1安打1得点

 ヤクルトの守護神・林昌勇(イム・チャンヨン)が13日ぶりにセーブを挙げ、チームの勝利に貢献した。

 林昌勇は15日、マツダスタジアムで行われた広島戦、2-1とリードした9回裏に登板。3者凡退に打ち取り、今季4セーブ目を挙げた。2日の横浜戦以来のセーブで、9日の阪神戦以来6日ぶりの登板だった。

 久しぶりの登板だったせいか、いつもよりボールが走っていなかった。最後の打者に対しては152キロを計測したが、それ以外は140キロ中盤だった。しかし、完ぺきなコントロールで打者を打ち取った。

 まずは3番末永をセカンドゴロに打ち取った。次打者の栗原に対しては、カウント0-3からの141キロ直球が真ん中に入りヒヤリとしたが、打ち損じたため右飛に終わった。最後の打者フィオは、2-2から151キロの直球で一塁ゴロに打ち取った。防御率は依然として「0.00」。

 一方、ロッテ金泰均(キム・テギュン)は1安打、1得点をマークした。金泰均は札幌ドームでの日本ハム戦に4番一塁手で先発出場。4打数1安打1得点という結果だった。

 最初の打席はショートゴロに倒れたが、4回表の打席では無死一塁の場面で左前安打を放ち、無死一・三塁とチャンスを広げた。しかし、大松の一塁ゴロの際に二塁フォースアウトとなった。4-2とリードした5回表の打席では、1死二塁の場面で四球を選んだ。その後、今岡の中前安打でホームを踏んだ。7回の打席では空振り三振、9回の打席ではショートゴロだった。打率は2割8分4厘。試合はロッテが6-3で勝利した。

 なお巨人イ・スンヨプは、東京ドームでの阪神戦に9回表に守備固めとして出場したが、巨人が5-2と勝利したため打席に立つ機会はなかった。

ノ・ギョンヨル記者

スポーツ朝鮮/朝鮮日報日本語版

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