2010年3月4日 11時28分 更新:3月4日 15時5分
生活保護を受けている人は09年12月時点で181万1335人となり、180万人を突破したことが4日、厚生労働省のまとめで分かった。前月より約2万人、前年同期と比べて約20万人増加した。180万人を超えたのは、高度経済成長期初期の1956年5月以来。高齢化が進んでいることや厳しい雇用情勢が続いていることなどが要因とみられる。
また、09年12月時点の生活保護世帯数は130万7445世帯で130万世帯を突破。世帯数は過去最多を更新し続けている。【佐藤浩】