三谷幸喜氏が伊佐坂先生…ドラマ「サザエさん２」

　国民的人気アニメのフジ系「サザエさん」（日曜・後６時半）を女優の観月ありさ（３３）主演でドラマ化する同局系「サザエさん２」が今夏に放送される。

　昨年１１月放送の第１弾では故・江利チエミさん、星野知子（５２）、浅野温子（４９）に続き、観月が４代目サザエさんを好演。１９６０年代を舞台に「家族団らんの大切さ」を描き、平均視聴率２０・９％を記録した。

　前回に続き、自分の髪で“サザエさんヘア”を作り、撮影に臨んでいる観月は「半年ぶりですが、すぐに（サザエさんに）戻り、ますますパワーアップして良い感じで撮影できている。パート１にも増して、優しく楽しい作品になればいいと思う」と抱負を語った。

　新メンバーとして磯野家の隣に引っ越してくる伊佐坂家が登場。小説家の難物（なんぶつ）役を三谷幸喜氏（４８）、妻の軽（かる）役を戸田恵子（５２）、娘の浮江役を倉科カナ（２２）が演じる。

　アニメ版の脚本を４本手がけたことのある三谷氏は「『サザエさん』と縁がある方ですが、自分が演じることになるとは思ってもいなかった。全国の伊佐坂ファンのイメージを壊さないようにやっていこうと思う」。駆け出しのころにちょい役でアニメ版の声優を務めた戸田も「ついにお軽さんとして出演するまでに上り詰めました（笑い）。１５分枠でいいので伊佐坂家のドラマができれば」と期待を寄せていた。