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里にホタル再び 住民ら推進母体旗揚げ 角田・高蔵寺周辺
![](/contents/036/222/030.mime4) | 高蔵寺周辺を流れる高倉川。この一帯から上流に向かってホタルの里づくりが進められる |
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宮城県角田市高倉の高蔵寺周辺をホタルが舞う名所にしようと、「高蔵寺ホタルの里づくり事業推進委員会」が発足し、設立総会が6日、同市の西根自治センターで開かれた。
ホタルの里づくりは、県内最古の木造建築で国重要文化財の阿弥陀(あみだ)堂がある高蔵寺周辺で実施する。近くに高倉川が流れ、上流ではかつてホタルが乱舞する姿を楽しめたという。 同所で数年前、ホタルの観察会を企画した経験がある推進委の堀米荘一副委員長(50)は「最近では生息数が少なくなり、発生場所も毎年異なる。餌になるカワニナが減っているのかもしれない」と話す。 推進委は住民や市職員約50人で構成する。設立総会では、今月24日にホタルの幼虫とカワニナを放流するのをはじめ、河川清掃、EM菌(有用微生物群)発酵液の投入など、ホタルが生息しやすい環境づくりに向けた活動計画を決めた。 ほかにも、幼虫を地元の小学校や幼稚園の水槽で飼育してもらう取り組みや、ホタルの生態と観察方法を紹介する看板の設置、ホタルまつり開催なども検討している。
2010年04月13日火曜日
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