開通を26日に控えた広島高速2号と3号の延伸部を歩く記念イベントが18日、現地であった。家族連れや若者たち約2万6千人が、開通後は歩けない真新しいアスファルトを踏みしめ、利便性の向上に期待を寄せた。
参加者は2号の矢賀(広島県府中町)―東雲(広島市南区)間約2・5キロと、3号の宇品(南区)―吉島(中区)間約2キロを歩いた。案内標識をバックに記念撮影したり、ジャージー姿で走る感触を確かめたりする姿があった。
ともに26日午後3時供用開始。2号は温品ジャンクション(JCT、東区)―仁保JCT(南区)間5・9キロが全通。3号は開通済みの仁保JCT―宇品(2・6キロ)間の西側が、吉島まで2・2キロ開通する。
広島高速道路公社によると広島港(南区)から山陽自動車道広島東インターチェンジ(東区)の所要時間が21分短縮され、18分になる。3号の残る吉島―観音(西区)の2・9キロは2013年度末の開通を目指している。
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【写真説明】広島高速2号の府中出入り路近くでウオーキングを楽しむ参加者
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