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シャトル退役
揺れる宇宙戦略
(NO.2878)
30年に渡って打ち上げられてきたスペースシャトルが今年退役する。日本人宇宙飛行士の搭乗は、今回の山崎直子さんが最後となる。地上と宇宙を往復する夢の宇宙船として登場したシャトルだが、コストと安全性の問題から退役が決定。今年1月には、米国はポストシャトルに位置づけていた月の有人探査計画の中止も発表。宇宙開発は大きな曲がり角をむかえている。一方、シャトルの退役後、国際宇宙ステーションへの人員輸送を一手に引き受けるロシアは、民間人を宇宙に運ぶビジネスに乗り出し、月や火星への独自の有人探査計画も着々と進めている。米国に寄り添い世界屈指の宇宙技術を手にした日本は、いまビジョンが打ち出せない状態にある。シャトルの退役で大きな転換期をむかえた宇宙を巡る世界と日本の今を見つめる。
毛利 衛さん(日本科学未来館 館長)
※森本健成キャスターがお送りします。
- 2010年 4月15日(木)放送アメリカ揺るがす “反オバマ”の衝撃
- 2010年 4月14日(水)放送宇宙から温暖化を監視 人工衛星“いぶき”
- 2010年 4月 6日(火)放送シリーズ アジア新戦略 アジアの“人材”を呼び込め
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- 2010年 3月 2日(火)放送トヨタ 揺れる“世界一”ブランド
夢の植物で新エネルギーを作れ
~加速するバイオ燃料開発~
(NO.2879)
環境に優しい一方で、深刻な穀物不足を引き起こしたバイオ燃料。いま、食料と競合しない次世代バイオ燃料の開発が加速している。日本では、収量を1.5倍に品種改良したサトウキビを使い、その増収分を利用する方法や、“石油”を生産する特殊な「藻」を使う方法など、これまでになかったバイオ燃料が次々と開発されている。穀物不足の震源となった米国も次世代バイオ燃料の実用化を急いでいる。中でも注目されているのが「藻」。ビル・ゲイツら著名な投資家や政府の支援を受けたベンチャー企業が続々とプラントを建設。航空業界も試験利用に乗り出した。官民が一体となって取り組む米国に対し、日本では、大学と民間企業による「藻」の実用化プロジェクトが、先月、ようやく立ち上がった。次世代バイオ燃料開発の最前線を追い、その課題と可能性を探る。
飯田 哲也さん(環境エネルギー政策研究所所長)
※森本健成キャスターがお送りします。
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