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島民の半分以上集結…徳之島で基地反対集会

米軍普天間飛行場の移設問題をめぐり、鹿児島県徳之島町で開かれた反対集会
米軍普天間飛行場の移設問題をめぐり、鹿児島県徳之島町で開かれた反対集会
Photo By 共同

 人口約2万6000人の徳之島での反対集会に、島内3町の住民ら約1万5000人が集結した。

 政府は、鳩山首相の「腹案」とされる同島への移設を軸に対米交渉に臨む構えだが、米側は地元同意の取り付けを求めており、実現は極めて困難な情勢だ。

 集会は島内の亀津新漁港の広場で開かれ、3町などでつくる移設反対協議会が主催。島外からも労働組合関係者らが応援に駆け付け、住民らは「断固反対」「基地の島にするな」などと書かれたプラカードを掲げた。

 集会後、高岡秀規徳之島町長は「反対という大きな民意が示された」と強調。大久幸助天城町長は「小さな島でこれだけの人数が集まった重みを、首相は考えてほしい」と話した。また大久保明伊仙町長は「徳之島は貧しいから振興策があれば受け入れるのではないかという考えなら、政府は甘かった。もし打診があっても断固拒否する」と述べた。

 移設問題をめぐっては3町と鹿児島県の議会が反対決議を可決。伊藤祐一郎知事と3町長は3月25日、平野博文官房長官に面会し反対の意思を伝えた。13日からは移設反対協議会が署名活動を始め、この日までに約1万5000人分の署名が集まったという。

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