(cache) 水泳 - ぼちぼちいこか

水泳の事始⑧

2007年06月12日 | 水泳

今週は立ち方の話をします。
水が怖いひとは上手に立ち上がることが出来ません。
怖いから立てないのか、立てないから怖いのか？
どちらが先か良く分かりませんが初心者が立ち方の練習をすることはとても重要です。

さて、正しい立ち方は以下の通りです。
（下向き姿勢からの立ち方、上向きはまた後日。）

１．顔を水につけたままゆっくり膝を抱えます。
　　ポイント：足は「ゆっくり」動かしましょう。
　　早い動きは身体のバランスを崩します。

２．抱えた足を身体の真下の床につけます。
　　ポイント：足をつく場所は身体の真下です。真下に足を着かないと
　　立ち上がった時に不安定になります。

３．お尻を深く沈めるようにして上半身を立てます。
　　但し、まだ顔はつけたままです。
　　ポイント：顔は下向きではなく水中で正面を向きます。

４．顔を上げてゆっくり立ち上がります。

大事なことは「顔を最後に上げる」ということと
「動作をゆっくり行う」ということです。
呼吸が苦しくなってから立つ準備をしていては間に合いませんので、
なるべく早目に立つ準備を始めるようにしましょう。

どうですか？立つことが出来れば水に対する不安がかなり払拭されると思います。

ではまた次回。

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水泳の事始⑦

2007年06月05日 | 水泳

前回の続きです。
今回は浮身をする時だけではなくこれから先、泳ぐ時はいつも気をつけてほしいことをお話します。
それは「必ず壁をけって浮身を（または泳ぎ）始めること。」です。
簡単ですよね。こんな簡単なことですがこれをするのとしないのとでは進歩のスピードに
かなり差が出ます。何故でしょうか？
人間の身体は前回お話した浮身の姿勢が正しく取れていれば前に進むことによって
浮力を得られるからです。止まっていると浮けない人でも壁をけった勢いがある間は
簡単には沈みません。
ですから浮かぶ練習をするときは常に壁をけってスタートします。
勢いがなくなって体が沈み始めたらゆっくりと立ち上がりましょう。

簡単なことですがとても大事なことです。
最初は３ｍくらいの距離を目標にしてみましょう。それを４ｍ、５ｍ・・・と
少しずつ伸ばしていき７ｍまで出来るようになれば浮身は卒業です。

次回は立ち方についてお話します。

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水泳の事始⑥

2007年05月30日 | 水泳

今回は水に浮かぶ練習をします。繰り返しになりますが身体の力を抜いて浮かぶことは
とても重要です。
浮身の姿勢についてのポイントは以下の通りです。

１．視線は真下に向けます。（前を向いてはいけません。）
　　慣れないうちは軽くあごを引くようにすると良いでしょう。

２．肩甲骨の辺りを水面に出すように意識してください。
　　肩甲骨の辺りには肺があります。肺にはたくさんの空気がありますから本来は
　　この辺りが必ず水面にでるはずです。ところが身体に力が入ると反った姿勢に
　　なってしまい肩甲骨が沈んでしまいます。反った姿勢は浮かびにくいのでお腹
　　に少しだけ力を入れて身体が反らないように注意しましょう。

３．両手は耳を挟むようにして指先を揃えましょう。
　　ここでも無理に力を入れる必要はありませんが可能な限り指先を揃えた方が
　　良いです。また指先が水面から２０ｃｍ位の深さにあると姿勢を上手く保つ
　　ことができます。

４．両足は揃えることが望ましいですが、無理に揃える必要はありません。

５．身体が左右にぐらぐら揺れて不安定だという人は両足を肩幅位まで
　　開いてみましょう。それでも不安定な場合は両手も少し開いてみましょう。

以上を気をつけて浮身の練習をしましょう。

次回は浮身の続きです。

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水泳の事始⑤

2007年05月22日 | 水泳

過去４回は泳ぐ練習をする前に必要となる事柄を説明してきました。
順番は前後してしまいますがもう一度復習です。
①とにかく水に慣れること。
　歩くだけでも良いので水中ですごす時間を少しでも多くしましょう。
②歩きながら、水に入ったら手を動かしてみましょう。
　水をかくことによって手の平に抵抗を感じましょう。
③水中で息を吐いてみましょう。
　緊張すると筋肉が硬直し息を吐きにくくなります。
④水に浮かんでみましょう。
　手足を真っ直ぐ伸ばした姿勢が泳ぐ基本になります。

これらの事を踏まえて次回からは泳ぐために必要となることは何か？
を説明していきたいと思います。

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水泳の事始④

2007年05月15日 | 水泳

今回も泳ぐための前提となることをお話します。

水中を歩くときには必ず水の中で手を動かすようにしてみましょう。
手の平で水を押しながら、かきながら、パーであるいはグーで。色々な動きと形で手を動かしてみます。
そのときに手の平に感じる水圧を注意深く観察しましょう。どの向きでどのように動かすと
重いのか？動かすときに重く感じる動かし方は泳ぐときにも有効です。
逆に動かすときに軽い動かし方では多分泳ぐのに苦労すると思います。

水中で手を動かすことに慣れ、水圧を感じられるようになったらもうひとつ別なことを意識してみましょう。
歩きながら前方に手を入れて体の横を通り後方へ水を押しやります。そう、あなたが
理想的だと思うクロールと同じように手を動かしてみましょう。
その時（水中に手を入れてまさにかき始めようとするとき）、最初はとても重く感じると思います。
手の平が身体に近づくにつれて軽くなり、最後後方へ水を押しやる時はかき始めに比べると
かなり軽く感じると思います。
泳ぐときにはこのかき始めの重い部分はゆっくり動かすように意識をしましょう。
歩きながらこの動きを繰り返します。何度も何度も繰り返します。
かき始めはゆっくりと手を動かすようにします。手の平に水圧を感じるようにゆっくり動かしていきます。
「かき始めはゆっくり」これが今日のポイントです。４種目に共通した考え方です。
まずは歩きながらこの動きを何度も繰り返して練習しましょう。

ではまた。

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久々ダッシュ

2007年05月14日 | 水泳

プールのスタート台に乗り久々にスピード練習。
飛び込んだ後、必死にキックをして浮き上がりのスピードを上げようとするのだけれども
何度やってもひとかき目が上手く出来ない。体が十分に浮き上がる前に手をかき始めて
しまうためにリカバリーの時に肩が水面より下に潜ってしまっているのです。
随分長い間、ダッシュの練習なんてしていなかったから仕方ないなぁ。
肩の柔軟性もなくなっている気がするし。
コーチからも罵声が飛び、次こそは上手く泳ごうと思い歩いてプールサイドを戻ってくる。

ヨーイ、スタート！

タイミングが少しずれたけれど低く浅く飛び込むことができた。
よしっ！今度は上手くいきそうだ！
しかし、浮き上がりはやはりかき始めが早すぎたようでリカバリーが引っかかる。
遅れを取り戻そうと慌てて腕を回す。ピッチを上げるために。少しでも遠くの水を
かけるように入水に勢いをつけ、力いっぱい腕を回す。

ドンッ！

突然、指先が畳に当たる音がした・・・。
あれぇー、夢かぁ？
寝ぼけまなこで辺りを見回す。
・・・おかしいと思ったんだよなぁ。最後の１本に向かうとき隣のコースを見たら
隣は高木ブーで、その隣は仲本工事だったんだよなぁ。

さて、誰かこの夢から私の内面分析をしてください。（冗談です。）
朝から疲れちゃいました。（爆）

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水泳の事始③

2007年05月08日 | 水泳

気の向いたときに水泳の事を書いていますがこれからは火曜日を水泳の日にしようと思います。
私が水泳指導をしていたときの経験を基に水泳初心者の方のためになるような話をしていきます。

ということで過去２回は水に浮くこと、水中で息を吐くことの大切さについて述べましたので
今回はその続きです。
泳げない人は無理に泳ごうとしなくても大丈夫。まずは水の中に入る時間を増やしましょう。
前回お話したように水中と陸上では環境が大きく異なります。水に慣れていない人は
水中に入るだけでも体が緊張してしまいます。緊張して体に力が入っている状態では
上手に泳ぐことはかないません。
水の中に入って水が怖くなくなるまで浮いたり、息を吐くことを繰り返し繰り返し
続けてください。
年齢が高ければ高いほど慣れるのに時間がかかると思います。個人差がありますが
週に１回、１時間ずつプールに入ったとして３ヶ月から半年くらいをこのようなことに
費やしていくと良いと思います。
長いと感じるかもしれませんがこの段階で水に対する恐怖心を完全に取り去ることが
出来れば泳ぎだしてからの進歩は目覚しいものがあります。

だまされたと思って半年間は泳がないプール通いを続けてみてください。

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スイム

2007年04月28日 | 水泳

２週続けてのスイム。でも、寝不足気味なので無理しない程度に。
練習内容はいたってシンプル。

　Ｗ－ｕｐ　　２００×１　Ｍｅ
　Ｓ　　　　１５００×１　Ｆｒ　　1'45～1'50/100
　Ｄｏｗｎ　　１００×１

今日はタイムにはこだわらずにキックのリズムを整えることに意識を集中しました。
キックのタイミングがずれるととっても泳ぎづらくなります。
特にプッシュのときに反対側のキックをポーンという感じで打てていると
とても気持ちよく泳げます。
その感覚を維持できていれば筋力の回復に伴ってスピードも上がっていく、はずです。
このことを気をつけていたおかげでスピードは遅いながらも安定した泳ぎが出来ました。

今日もうひとつ気をつけたことはターンとターンの後に壁をしっかり蹴ることす。
壁をしっかり蹴ってスピード感を保ったまま泳ぎ始めることはとても大切なことだと思います。

徐々に回復していけるよう気長にやりましょう。

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泳ぎました。

2007年04月20日 | 水泳

今週こそは泳ぐことができました。（笑）

前回泳いだのはいつか思い出せないくらい久しぶりのスイムでした。
体がなまっているのであまり無理をせず組んだメニューは

Ｗ－ｕｐ　２００　　　　Ｍｅ
Ｓ　　　　１００×８　　Ｆｒ　１’５０
Ｋ　　　　１００×６　　Ｆｒ　２’３０
Ｄｏｗｎ　１００
Ｔｏｔａｌ　　１７００ｍ

です。

腕が重いし、肩は回らないしすぐにパンプアップしてしまい呼吸も苦しい・・・。

でも、苦しいけど楽しい。
この感覚がたまらないのです。（笑）

今日、気をつけたのはプルとキックのタイミングです。
フォームが無茶苦茶になっているのは仕方ないとしてもキックのタイミングさえ
合わせておけばそれなりに安定した泳ぎが出来ます。（少なくとも本人の頭の中では・・・。）
タイミングを合わせる方法はまたいずれ機会があったらお話します。

とにかく、久しぶりに泳げて気持ちよかったです。身体もスッキリしました。
やはり水泳は最高です。

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水泳の事始

2007年04月19日 | 水泳

水泳の話。
前回は泳ぐためには水の上で浮かぶようにすることが大切だという話をしました。
今日はその続きです。

陸上と水中のもっとも大きな違いは・・・そう、呼吸が出来るか否か。ですね。
水中では常に呼吸が制限されますが水を怖がる人身体に力が入ってしまうために
ただでさえ制限されている呼吸がもっと苦しくなります。
つまり「いつでも息を吸える」という安心感を持つことが大事です。
水の中で「いつでも息を吸える」という安心感を持つために必要なこと。
それは水の中で息を吐くことです。
矛盾しているように感じるかもしれませんが誰もが心を落ち着かせるときに
深呼吸をした経験が１度や２度はあると思います。
要ははそれと同じことです。

詳しくは次回。

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