追い詰められるルーピー鳩山
1万5千人だってね。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設候補地に挙がっている鹿児島県の徳之島で18日、大規模な移設反対集会があり、参加した島内3町の住民ら約1万5千人(主催者発表)が「この島に基地はいらない」などと訴えた。
徳之島の人口は約2万5千人。政府は、鳩山由紀夫首相の「腹案」とされる同島への移設を軸に対米交渉に臨む構えだが、米側は地元同意の取り付けを求めており、実現は極めて困難な情勢だ。
集会は島内の亀津新漁港の広場で開かれ、3町などでつくる移設反対協議会が主催。島外からも労働組合関係者らが応援に駆け付け、住民らは「断固反対」「基地の島にするな」などと書かれたプラカードを掲げた。
高岡秀規徳之島町長は「最後の最後まで反対の輪を広げよう」とあいさつ。高校2年の中熊優妃さんが鳩山首相とオバマ米大統領にあてた「豊かな自然や人々のきずなを壊さないでほしい」とのメッセージを読み上げ、主催者は書簡として両首脳へ送る方針。
集会後、高岡町長は「反対という大きな民意が示された」と強調。大久幸助天城町長は「小さな島でこれだけの人数が集まった重みを、首相は考えてほしい」と話した。
2010/04/18 18:15 【共同通信】
島民1万5千人の図 朝日新聞より
先日のエントリーで、人口12,892人と書いたのは徳之島町のみの間違いでした。島全体では人口2万5千人程だそうです。大変失礼いたしました。まぁ、それでも1万5千人は多すぎに変わりはないですが。
結局、ルーピー鳩山が提案した“「腹案」とされる同島への移設”なんてものは“出来る限りの努力をした的”な責任回避のためのアリバイ作りに過ぎず、米国が拒否することを期待して出してきた適当な代案に過ぎません。
しかしながら、今回、大規模な反対集会が開かれ“「豊かな自然や人々のきずなを壊さないでほしい」”とのメッセージを“書簡として両首脳へ送る”ことによって、米国は腹案拒否のための大義名分を簡単に手に入れました。
それは“政府は、鳩山由紀夫首相の「腹案」とされる同島への移設を軸に対米交渉に臨む構えだが、米側は地元同意の取り付けを求めており、実現は極めて困難な情勢”に際して、徳之島が米国に送る強烈なアシストとなり、そしてこのことは各紙世論調査で支持率30%割れとなった瀕死のルーピー鳩山に強烈なカウンターとしてヒットし、残り少ないHPを、更に限りなくゼロに削り取るのは確実です。
頼みの腹案も身内に潰され、5月末期限も絶望的となれば状況は八方ふさがりで打つ手なしです。ルーピー鳩山に極限まで不信感を募らせた米国との交渉継続のための手段は、もはや内閣総辞職しか残されていません。
絶対に辞めないと豪語してきたルーピー鳩山ですが、隠しても隠しきれないほどの不世出の能無しでは、もうどうしようもありませんね。
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