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普天間移設、実務者協議先送り 米大使、日本案に難色

2010年4月10日20時36分

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 岡田克也外相は10日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の対米交渉について、ルース駐日米大使との間で「やりとりがまだしばらくある」として、実務者協議を先送りする考えを示した。ルース氏は9日の岡田氏との会談で日本政府案に難色を示しており、岡田氏は当面はルース氏に直接理解を求めていく必要があると判断した。

 視察先の米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)内で記者団に語った。岡田氏はこれまで開催を明言していた外務・防衛当局などによる実務者協議について、「必ずなければいけないものではない」と言及。「実務的に詰めればいい。どういうやり方で進めるか」とも語り、協議の形式にはこだわらず米側との交渉に臨む考えも示した。

 岡田氏はこれに先立ち、鳩山由紀夫首相を首相公邸に訪ね、ルース氏との会談内容を報告した。

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