普天間問題 移設先として浮上している鹿児島・徳之島で1万人規模の反対集会
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先として名前の挙がっている鹿児島県の徳之島で、18日午前11時から、1万人規模の反対集会が開かれている。
大規模な反対集会が開かれている徳之島町の亀津新漁港には、島内3つの町などから1万人以上が駆けつけ、報道陣も100人を超えるなど会場は熱気に包まれている。
徳之島町長は「地元も反対しています。徳之島案はあり得ません」と訴えた。
集会は午前11時から始まり、町長や住民の代表16人が次々と壇上に立ち、これまでの政府の対応を厳しく批判したうえで、「徳之島に基地はいらない」と移設反対を強く訴えている。
徳之島案をめぐっては、17日夜、民主党の鹿児島県連も、政府に対して、白紙撤回をするよう求めることを決めた。
地元の了解が前提とする政府案のとりまとめは、ここへきて極めて厳しい情勢にあるといえる。
(04/18 12:02 鹿児島テレビ)