「のだめ」前代未聞18回舞台あいさつ 

 「のだめカンタービレ」舞台あいさつで笑顔をみせる上野樹里=東京都千代田区のTOHOシネマズ日劇1(撮影・持木克友)
 「のだめカンタービレ」舞台あいさつで笑顔をみせる上野樹里=東京都千代田区のTOHOシネマズ日劇1(撮影・持木克友)

 映画「のだめカンタービレ最終楽章 後編」が17日、公開初日を迎え、主演の上野樹里(23)、玉木宏(30)ら出演者13人が全国3都市で、前代未聞の計18回の舞台あいさつを行い、累計1万2107人の観客と交流した。

 出演者が東京、神奈川、大阪の3チームに分かれ、朝11時20分からあいさつを開始。午後7時開始の東京・TOHOシネマズ日劇に集結するはずだったが、山田優、ウエンツ瑛士ら大阪組が羽田に向かった飛行機がバードストライクの影響で遅延。20分遅刻するハプニングもあった。

 都内で7回のあいさつをこなした上野は「本当にいい思い出ができた。こんなに温かく迎えてもらってうれしい」と感無量。何とか関東組に合流した山田は「やっとみんなに会えた〜」とテンションが高めだった。

 同作はフジ・関西系で放送されたドラマの劇場版。昨年公開された前編は興行収入40・6億円を記録。後編は初日が前作比172%の好発進となり、配給の東宝は「後編で60億円、前後編で100億円が見えた」と鼻息も荒かった。

(2010年4月17日)

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