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【芸能・社会】初代ミニ山形新幹線ラストラン 18年のはばたきに幕2010年4月18日 09時44分 在来線に乗り入れする国内初の“ミニ新幹線”として、山形新幹線「つばさ」用に開発された400系車両が18日限りで引退することになり、新庄(山形)―東京間を臨時列車で最終走行した。各地の駅や沿線には多くの鉄道ファンらが詰め掛け、1992年の開業から約18年間親しんだ姿に声援。 400系車両は、東北新幹線と同じ線路幅に広げたJR奥羽線福島―新庄間を走り、フル規格の新幹線と比べ一回り小さい。東京―福島間は原則として東北新幹線と連結して運転しており、自動連結できる装置や、ホームと車体の間にすき間ができることを考慮した折り畳み式の乗降ステップなどを備えている。 これまで12編成が製造されたが、老朽化に伴い後継の新型車両E3系に置き換えられてきた。JR東日本によると、400系の一部車両は保存を検討するという。 山形新幹線は92年7月、福島―山形間で開業し、99年には山形県北部の新庄まで延伸。在来線の活用でフル規格より工事費を大幅に圧縮した。現在は東京―新庄間を最速約3時間15分で結ぶ。 (共同)
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