化石のクジラは新属・新種…群馬・高崎で発見群馬県立自然史博物館(富岡市)は16日、高崎市吉井町の約1100万年前の地層から見つかったクジラの化石が、新属・新種のヒゲクジラと判明したと発表した。 「上毛」にちなんで「ジョウモウクジラ」と命名。研究結果は、米専門学術誌「古 群馬古生物研究会員でみどり市職員の清水勝さん(41)(桐生市境野町)が2002年5月頃、高崎市の 化石は、75・5センチの 鏑川周辺では当時、ほかにも多くの化石が見つかっていた。清水さんは土日まで待てずに出勤前の早朝、河原にやって来て、砂や泥が付いて団子状になり、半分が水につかっている状態の化石を見つけた。「これまでいろいろな化石を見つけてきたが、こんなに大きなクジラの骨は初めて。バールを使って掘り出すときは、頭や下あごと分かるにつれ非常に興奮した」と話した。 国内でクジラ類の新属は、02年の三重県、08年の広島県での発見以来3例目。 (2010年4月18日07時54分 読売新聞)
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