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阪神・真弓明信監督、勝つためには金本を外せない

8回、石川の左前打を浅い位置で捕球し、返球しようとした金本だが悪送球に

◆ 連敗で5割逆戻り ◆

 <横浜7−3阪神>阪神・真弓明信監督(56)が右肩痛を抱える金本知憲外野手(42)の起用に関して不動の姿勢を示した。17日の横浜戦では送球エラーが記録されるなど守備面での不安が表面化も「打つ方はそんなに影響がない」と4番打者に対する変わらぬ期待を強調。2連敗で勝率5割。猛虎の再発進に主砲の力は欠かせない。

◆ 「無理しないように」とも ◆

 真弓監督はハッキリと言い切った。「我慢じゃないよ」。右肩故障を抱えながら出場を続ける金本の状態について「我慢の時か?」という問いかけに即答で返した。「打つ方はそんなに影響がないんじゃないかな」とも続けた。4番打者としてグラウンドへと送り出す根拠はただ“必要”だからと言いたかったのだろう。勝つためには、たとえ手負いでも外せない。その指針は変わらない。

 確かに開幕前から抱える右肩不安があらためて顕在化した一戦だった。6回2死二塁の局面、吉村に三遊間を割られた打球に対する送球は中継に入った鳥谷に軽く返ってきた。守備位置は深く、2死という状況を考慮すれば二塁走者と本塁突入を争えたプレーではなかったものの、本来の送球でないことも明白だ。

 8回、同じ2死二塁から石川が打った高いゴロで左翼前へ転がった安打では新井への返球がそれて失策が記録され、打者走者の二塁進塁を許した。「どうやろう。一度(投げるのを)やめようと思ってから投げたのかな」。首をかしげた指揮官は「無理しないように」とも付け加えた。

試合結果

[ 2010年4月18日付 ]

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