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普天間問題:徳之島案撤回を 民主党鹿児島県連が要請へ

 米軍普天間飛行場の県外移設を巡り、民主党鹿児島県連(川内博史代表)は17日夜、緊急の常任幹事会を開き、徳之島案の白紙撤回を求めるよう政府に申し入れることを決めた。県や町に正式な打診がないまま報道で情報が流れていることや、島で反対の声が大勢を占めていることが理由。週明けにも川内代表らが官邸を訪れ、要請する。

 幹事会後に記者会見した川内代表は「政府から県、徳之島3町、県連にも何ら正式な情報がなく、報道だけが先行していて手続きにも疑問を感じる」と政府の対応を批判。さらに「首相に3月6日にお会いし『徳之島は無理だ』と伝えたが、言及はまったくなかった」と述べた。

 川内代表はこれまでに平野博文官房長官や長島昭久・防衛政務官と面会し、徳之島案の断念を要請。夏の参院選鹿児島選挙区(改選数1)には新人を擁立する予定で、陣営からは「選挙が戦えない」「予定候補が離島に入れない」などと不安の声も上がっている。【福岡静哉】

毎日新聞 2010年4月17日 23時53分(最終更新 4月18日 0時09分)

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