バンコク銃撃死・村本さんの通夜に６００人

通夜会場の祭壇に掲げられた村本博之さんの遺影＝吉川綾美撮影

　タイ・バンコクで取材中、銃撃されて亡くなったロイター通信日本支局カメラマンの村本博之さん（４３）の通夜が１７日、東京都港区の青山葬儀所で営まれ、親族や同僚、友人ら約６００人が別れを惜しんだ。

　白い花で飾られた祭壇には、ほほ笑む村本さんの遺影が掲げられ、妻で喪主の恵美子さんらに続き、参列者が次々と献花した。ロイター通信によると、遺族を代表して村本さんの父、明彦さん（６９）が「息子は一生懸命生きた。皆様の気持ちは博之に伝わっていると思います」と声を詰まらせながらあいさつしたという。

　告別式は１８日午前１０時半から、同所で行われる。