2010年2月28日 18時2分 更新:2月28日 18時23分
バンクーバー冬季五輪の1次リーグで敗退したカーリング女子の日本代表「チーム青森」が27日、バンクーバー市内で記者会見した。スキップ(主将)の目黒萌絵は「予選突破を目標に臨んだので悔しいけど、これが今の力だと冷静に受け止めています。この経験を今後に生かしたい」と話した。
通算3勝6敗の8位という結果に、阿部晋也監督は「カナダを追いつめたのに勝てなかったのが大きかった」と分析。リードの石崎琴美は「前半4試合終えた後、後半に向けてうまく修正できなかった」と悔やんだ。
2度目の五輪となったセカンドの本橋麻里は「多くの方にサポートしてもらったのにプレーで返せなくて申し訳ない」と話し、「カーリングを始めた時の楽しさが今も消えてないのを確信した」と今後に意欲を見せた。
「チーム青森」は3月1日に日本選手団とともに帰国。その後、5連覇がかかる日本選手権(3月6日開幕、北海道北見市)、世界選手権(3月20日開幕、カナダ・スウィフトカレント)に出場し、今シーズンを終える。メンバーの去就については、6月に発表する予定。【乗峯滋人】