愛知・豊川市家族5人殺傷事件 事件があった家では1週間で2度も警察が出動する騒ぎ
愛知・豊川市の住宅で17日未明、家族5人が次々と包丁で刺され、58歳の男性と1歳の女の子が死亡した。逮捕されたのは、この家に住む、引きこもりがちな30歳の長男だった。
事件があった岩瀬一美さん(58)宅では口論が絶えず、この1週間で2度も警察が出動する騒ぎとなっていた。
愛知県警などによると、13日には岩瀬高之容疑者(30)が一美さんの身分証明書を勝手に使い、銀行口座を開設しようとトラブルになっていた。
また、15日にも「兄弟がもめている」と通報があった。
いずれも駆けつけた警察官がなだめ、騒ぎは収まっているが、周辺の住民からは不安を訴える声が出ていたという。
警察は、度重なる家族とのトラブルがエスカレートしたとみているが、なぜインターネットの解約というささいな動機から、家族5人を切りつける凶悪な事件へ発展したのか、動機の解明を進める方針。
(04/17 17:48 東海テレビ)