五輪フィギュア:高橋が銅 日本男子史上初メダル

2010年2月19日 14時6分 更新:2月19日 17時44分

【フィギュア】男子フリーで演技する高橋大輔=パシフィックコロシアムで2010年2月18日、須賀川理撮影
【フィギュア】男子フリーで演技する高橋大輔=パシフィックコロシアムで2010年2月18日、須賀川理撮影

 【バンクーバー来住哲司】バンクーバー冬季五輪第7日の18日(日本時間19日)、フィギュアスケート男子のフリーが行われ、高橋大輔(23)=関大大学院=が銅メダルを獲得した。日本の男子フィギュア選手では02年ソルトレークシティー大会での本田武史の4位入賞が過去最高で、メダル獲得は初めて。今大会の日本のメダルはスピードスケート男子五百メートル2位の長島圭一郎、3位の加藤条治(ともに日本電産サンキョー)に続いて3個目となった。

 高橋はショートプログラム(SP)で自己最高の90.25点を出して首位に0.60点差の3位につけ、フリーでも安定した演技でメダルにつなげた。SP4位の織田信成(22)=関大=はジャンプに失敗した際に靴ひもが切れるアクシデントが響いて7位、同8位の小塚崇彦(20)=トヨタ自動車=は8位。SPトップで前回トリノ五輪覇者のエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)は2位、SP2位で昨季の世界王者、エバン・ライサチェク(米国)が逆転優勝した。

 ◇4回転ジャンプは失敗 247.23点

 ショートプログラム(SP)3位の高橋は、冒頭の4回転ジャンプで失敗したが156.98点をマークし、SPと合計247.23点で銅メダルを獲得した。

 SP4位の織田はフリー153.69点で合計238.54点の7位。同8位の小塚はフリーで151.60点を記録し、合計で自己ベストの231.19点の8位だった。

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