「人間は考える葦である」と言って人間の精神の偉大さを主張したパスカルは、自動計算機を発明し、今日の技術産業にとっての先駆者でもあります。

それから約3世紀の現代社会。メディアを始め、製造、販売、あるゆる面で飛躍的な技術の発展をとげると同時に人々の生活様式も大きく変貌してきました。

技術の革新によって、昨今にみる一方的な供給と需要スタイルから、ライフ・オンデマント(人々がいつでも必要とするモノを要求でき、それに合わせて供給する形式)にパラタイムシフトしたのです。

しかし、それは同時に情報のモザイクという副産物を生み出し、24時間常に変化する需要とその供給リズムで互いにすれ違い、複雑化の一途を辿る事にもなりました。

今求められるものは、需要と供給のスピード展開とは異質なものであると私達 [ クレアス ] はそう考えます。
不必要なものは極限にまでそぎ落とし、人々にリアル(物、情報)を提供することを使命に、インタラクティブと人々の接点に立ち、この歴史的変革の一翼を担う存在であり続けたいと思います。