家族5人死傷 いきさつを捜査
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家族5人死傷 いきさつを捜査

4月17日 16時18分

愛知県豊川市の住宅で家族5人が刺されて58歳の男性と1歳の孫の女の子が死亡し、無職の長男が逮捕されました。長男は「インターネットの契約を解除され腹が立った」と供述し、警察は家族とのトラブルが相次いでいたことから、詳しいいきさつを調べています。

17日午前2時20分すぎ、愛知県豊川市の会社員岩瀬一美さん(58)の住宅で、家族5人が次々に刺され、岩瀬さんと、岩瀬さんの三男の長女の金丸友美ちゃん(1)が死亡しました。また、58歳の妻と三男の27歳の内縁の妻が大けがをしたほか、22歳の三男が全治2週間のけがをしました。住宅の隣の施設の敷き地にいた無職で長男の高之容疑者(30)が刺したことを認め、警察は、その場で逮捕して殺人の疑いで調べています。岩瀬さんの住宅からは火が出ていて、警察によりますと、高之容疑者は「インターネットの契約を父親に勝手に解除され、家族を殺してやろうと思った。刺したあと、自分のふとんに火を付けた」と供述しているということです。近所の男性によりますと、高之容疑者は家にひきこもりがちで、今月13日とおととい、岩瀬さん名義の銀行口座を勝手に開設したなどとして、家族とトラブルが相次ぎ、自宅に警察が駆けつけていたということです。警察は詳しいいきさつを調べています。