愛知 家族刺し2人死亡3人けが
K10039054121_1004170913_1004170914
最新ニュースはNHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

愛知 家族刺し2人死亡3人けが

4月17日 9時7分

愛知県豊川市の住宅で家族5人が刺されて、このうち58歳の男性と1歳の孫の女の子が死亡し、警察は、無職の30歳の長男を殺人の疑いで逮捕しました。警察によりますと、長男は「インターネットの契約を解除され、腹が立った」と供述しているということです。

17日午前2時20分すぎ、愛知県豊川市の会社員、岩瀬一美さん(58)の住宅で、長男が家族を次々に刺したと警察に通報がありました。警察に駆けつけたところ、住宅から火が出ていて、岩瀬さんが1階の寝室で首などを刺されて倒れているのが見つかり、まもなく死亡が確認されたほか、2階にいた岩瀬さんの三男の長女で1歳の友美ちゃんも死亡しました。また、岩瀬さんの58歳の妻と22歳の三男、それに三男の27歳の内縁の妻も刺されてけがをし、病院で手当てを受けています。警察は、住宅の隣の施設の敷地にいた長男を見つけ、家族を刺したことを認めたため、その場で逮捕し、殺人の疑いで調べています。逮捕されたのは、長男の岩瀬高之容疑者(30)で、調べに対し、「インターネットの契約を勝手に解除されたことに腹が立ち、家族を襲った。刺したあと、自分の布団にライターで火をつけた」と供述しているということです。岩瀬容疑者は、寝ていた母親を起こして、誰がインターネットを解約したのか問い詰めたあと、台所から包丁を持ち出して次々に家族を刺したということで、警察が当時の詳しい状況などを調べています。