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2010年4月16日(金) 19:25 |
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百貨店が生き残りかけ新戦略
地方の百貨店が、長引く消費不況の中、生き残りをかけて新たな戦略です。 天満屋岡山店など百貨店4社が共同で、オリジナルブランドの婦人服を手がけ、16日から販売が始まりました。
天満屋岡山店が、16日から販売を始めた婦人服ブランド「リ・アース」です。 およそ500点の商品は、1万円を切るものが多く、百貨店が通常扱う商品価格の7割程度に抑えられています。 仙台市や北九州市など、地方の百貨店4社で共同開発したオリジナルのブランドです。 百貨店にとってメインの顧客とされる50代の女性をターゲットにしています。 去年、消費不況の象徴として登場した、990円の格安ジーンズです。 少しでも安いものをという消費者の支持を集めました。 これをきっかけに加熱した低価格競争の裏で、天満屋岡山店では婦人服の売上げが、去年、前の年より5%落ち込みました。 こうした中、低価格商品を独自に開発することで「百貨店は高い」というイメージを払拭し、顧客の獲得につなげようという戦略です。 百貨店の生き残りをかけた、新ブランド! 天満屋岡山店では、ゴールデンウィークや母の日商戦の目玉にしたい考えです。
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