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がん治療へ向かう予定が…寛平大噴火で足止め
マラソンとヨットで世界一周する「アースマラソン」を中断し、前立腺がんの放射線治療のため渡米するお笑いタレントの間寛平(60)が16日、トルクメニスタンで足止めを食らった。
サンフランシスコに向かう予定だったが、アイスランドで火山が噴火し、火山灰が欧州北西部に広がった影響で、各国の空港で閉鎖や欠航が相次いだため。
寛平はドイツ・フランクフルト経由の航空機に搭乗予定だった。
AP通信によると、ドイツでは16日、16の国際空港のうちフランクフルトを含む11空港で運行を取りやめた。関係者によると、寛平は経由地まで向かえず「トルクメニスタンの空港付近のホテルで待機している」という。
寛平は20日からカリフォルニア大学サンフランシスコ校がんセンターで篠原克人教授の治療を受ける予定になっている。14日の噴火による影響は収束せず、空の混乱は拡大。欧州では16日だけでも約5000便が欠航、数十万人の足に影響が出た。事態が長期化した場合、寛平は移動経路の変更も検討するという。
一方、マラソン中断から一夜明け、公式ブログには心配したファンから約1000件の激励コメントが寄せられた。内容は「日本へ戻るまで応援し続けます」「勇気ある決断、大変うれしく受け止めました」などで、サンフランシスコの同じ施設で乳がん治療中の女性からのものもあった。
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