皆川が現役続行を表明　愛子は「応援します」

記者会見で現役続行を表明する皆川賢太郎 Photo By 共同

　アルペンスキー男子の皆川賢太郎（３２＝竹村総合設備）が１６日、都内で会見を行い、１４年ソチ五輪を目標に現役を続けると正式に表明した。

　両ひざの前十字じん帯を痛めている皆川は「（バンクーバー五輪まで）痛みがずっと取れなかった」とし「また４年間使って挑戦できるなら。ソチでベストな状態を」と衰えない闘志を口にした。

　１回目途中棄権に終わったバンクーバーからの帰国便で、モーグル代表だった妻・上村愛子（３０＝北野建設）には現役続行の意思を伝えていたことも明かし「彼女が（進退を）どちらに決めても“応援します”と言ってくれた」と皆川。今年は体の回復を優先させ、国内中心に活動する考えで「もう１度、若手と一緒にはい上がりたい」と言葉に力を込めた。

[ 2010年04月17日 ]